出演:マット・デイモン / ジュリア・スタイルズ / デヴィッド・ストラザーン / スコット・グレン / パディ・コンシダイン / アルバート・フィニー / ジョーン・アレン / ジョーイ・アンサー / エドガー・ラミレス / コリン・スティントン / ダニエル・ブリュール / コーリー・ジョンソン / トム・ギャロップ / スコット・アドキンス
CIA内通者によりある新聞記者に「トレッドストーン」関連の情報が漏れる
一方、自身の記憶を取り戻そうと奔走するボーンはその記者とコンタクトをとり「ブラックブライアー」作戦という謎の計画名を知る
レガシー前にボーン旧三部作を観ておこうってわけで、いよいよラストです
今作はかなり前作と密接な関係な作りになってましたね
前作のラストとそうつながるのか、ちょっとおもしろかった
ボーン自身もシリーズを重ねるごとに無敵っぷりが加速する、というありがちな描写ではなく、ちゃんと敵に出し抜かれる部分を描いてくれたのはよかった
アクション部分も申し分ないし、持続する緊張感も楽しめたんですが、なんというかいまいちパッとしない印象を受けるのは気のせい・・・かな
自身の記憶を取り戻そうと動き回るボーン
CIA内部からトレッドストーン関連の情報が新聞記者にもれ、この記者にボーンが接触
このことを機に掃除屋と呼ばれる者たちを使い、本格的にボーン抹殺の命がくだされる、というお話
敵をかわし、利用し、殺しながらも情報を得ていき、自分の記憶を取り戻していくボーンの謎とアクションを楽しむ・・・そんな作品ですが、しょうじきストーリーは弱い
掃除屋との戦いやCIA各員とのだましあい、というか先手のとりあいはかなり面白い
むしろそんな部分だけを楽しむ作品とみても十分に楽しめますね
全体的に「みなまで言わないけど分かるでしょ?」みたいな感じで描かれていて、おそらく膨大にあるだろう裏設定を妄想しながら観れる人ならかなり良作という評価になるかもしれません
逆に言えば画面に映るものだけをすべてと観る人にとっては「よく分からんわー」となるかも
あとはこれだけのシリーズとして作ってきたにしては、じゃっかんボーンの過去についての真相が弱くないかなあ
単作でこのオチなら納得もできるけど劇場三作品分を受けてのオチって感じじゃない気がする
それでもアクション部分がかなり力入ってるので、観てる間は細かいストーリーのあれこれは気にならないかも
前作もそうだったけど、このスタッフのカーアクションに対する情熱は異常だろ
というわけで、ボーン三部作鑑賞終了
たぶんレガシーからまた三部作にするんだろうから、そっちも期待ですね
個人的評価:80点
オススメ度:さすがにボーンさん頑丈すぎだろ
ボーン・アルティメイタム 予告
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