2012年9月20日木曜日

ALWAYS 三丁目の夕日’64 (2012/日)

監督:山崎貴
出演:吉岡秀隆 / 堤真一 / 小雪 / 堀北真希 / もたいまさこ / 三浦友和 / 薬師丸ひろ子 / 須賀健太 / 飯田基祐 / ピエール瀧 / 染谷将太 / 正司照枝 / 蛭子能収 / 神戸浩 / 温水洋一 / マギー / 小清水一揮 / 森山未來 / 大森南朋 / 高畑淳子 / 米倉斉加年






東京オリンピックを目前にひかえた夕日町
鈴木オートでは六子の密かな恋が芽生え、そして茶川家では思わぬライバル作家の登場に苦悩していた

一作目を観て、どうにも肌に合わないと二作目はスルーしたんですが、たまたまDVDを職場の同僚から借りたので鑑賞しました
うん、なんだ、特に二作目を観てないからって置いてけぼり感はないかな
一作目からの時間の経過を脳内で補完してやれば、増えたキャラも成長したキャラもうすんなり受け入れられますね
内容もかなり安定した作りになっていて、万人受けする平均的なおもしろさなデキになってる感じ

六子を田舎の親御さんから預かり実の娘のように雇い育ててきた鈴木オートの旦那
幼い子供を無理矢理おしつけられながらも、なんだかんだ養い続けてきた茶川
そんな二組の疑似家族の日常とトラブルをおもしろ可笑しく、しんみりと描いていく…作風としては一作目となんら変わってないんですが、CGの自然さは向上してるしドラマとしてもかなり安定したおもしろさになってます
奇をてらわず、それでいてちょっとしたひねりもあり、物語のテンポも遅すぎず早すぎず、サブエピソードまで丁寧に作ってある印象

まあ、それでも「デキの良い連ドラ」という感じは否めない
寅さんみたいに毎年の顔として連続映画シリーズするならともかく、こう間隔をあけてシリーズ化するならもっと映画映画してるものが観たいと思わざるえない
今作のシリアスに陥りすぎないコミカルなノリは個人的に好みなんで、この要領で毎年新作を公開するか、普通にTVドラマ(スペシャル枠でもいいけど)で作ってくれないものかなあ
CGとかそこら辺はしょぼくてもいいから

そんなわけで一作目の微妙感が頭の片隅に嫌な印象として残ってたんですが、良い意味で普通におもしろかった一本でした
けっこう個人的に笑えるシーンもあったし、飽きずに最後まで観られました
まあ、3Dである必要性は、うーん?と疑問を持たざるえないですが

個人的評価:75点
オススメ度:映画界のらくらくホンや




ALWAYS 三丁目の夕日’64 予告


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