監督:ダニエル・エスピノーサ
出演:デンゼル・ワシントン / ライアン・レイノルズ / ヴェラ・ファーミガ / ブレンダン・グリーソン / サム・シェパード / ルベン・ブラデス / ノラ・アルヌゼデル / ロバート・パトリック / リーアム・カニンガム
CIAの隠れ家を管理するマット
そんな彼のところに尋問を受けるために元CIAの大物裏切り者であるトビンが連行されてきて、同時に謎の武装集団の襲撃を受ける
CIAに属しながら、その仕事は隠れ家であるセーフハウスの管理っつー設定の主人公その1
元CIAでありながら情報を各所に売っている裏切り者の主人公その2
事務職と現場職、というとちょっと違うけど、ようするに経験の浅い若造と経験豊富な凄腕のでこぼこコンビものですね
コンビっていうのもまたちょっと違う感じはするけど、まあ、だいたいそんな感じのよくあるサスペンスアクションですわ
何かすごい情報を持ち、尋常じゃない重武装な相手に命をねらわれるトビンさん
そんなデンジャラスな客人を実戦経験のないっぽいマットがただ一人で敵から護衛する羽目になる、というお話
場所を変え、シチュエーションを変え、とにかく追われて撃たれて殴られて蹴られて、撃ち返して殴り返して蹴り返して味方の増援がくるまで奮闘するわけで
そうこうしているうちに状況はどんどん悪化していき、同時にトビンさんの関わっていることが明らかになっていき、マットは巻き込まれまくり
とりあえずどのシーンも「なんかどっかで観たよな」という映画のワンシーンの連続で、あまり新鮮味がない
んでもって、この作品ゆえのって感じの「ここがすげえ」という点もない
トビンさんがなんか人の心を掌握するエキスパートらしいんだけど、まったく生かされてない
アクションシーンもカメラを揺らして臨場感を演出すりゃいいってバカのひとつ覚えがみえみえで、かえってなにやってるかよく分からんだけの決め手のないものに
それでもトビンさん、マットともに安易に仲良しごっこせず、それぞれがそれぞれの信念みたいのを貫く描き方はよかった
よかった・・・のに、最後はみょうにヌルくなっちゃったのは残念だなあ
とりあえずデンゼルさんの演技はさすがって感じで、そこだけは観る価値はありますね
特にトビンさんの最後の表情には「ぞわわ」っとくるものがあります
うん、人生ではじめて使ったな「ぞわわ」
そんな感じですっげえつまらないってわけでもないけど、面白くない
ただ言えるのは派手なアクションしてるのに妙に退屈な作品ってことですね
個人的評価:65点
オススメ度:悪者が悪顔すぎて分かりやすすぎるだろ
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