2012年9月13日木曜日

バイオハザードIV アフターライフ (2010/米・英・独)

監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ / キム・コーツ / アリ・ラーター / セルジオ・パリ・メンチェータ / ショーン・ロバーツ / スペンサー・ロック / ボリス・コジョー / ウェントワース・ミラー / ケイシー・バーンフィールド / ノーマン・ヤン / レイ・オルボウォール / フルヴィオ・チェチェーレ / シェンナ・ギロリー / 中島美嘉






クローンたちと東京のアンブレラ地下施設へ乗り込むアリス
この戦いを終え、感染者のいないアラスカのアルカディアへ行くために

前作で強力な超能力まで習得した主人公とか、ただでさえ身体能力高いのにさらにパワーアップしてどうするよ?というポイントを早々に「なかったこと」に
うん、まあ、いっきに普通の人間になるとか設定的にはいいんだろうけど…とりあえず「おまえ、どうやって飛行機から無事に脱出したんだよ」という引っかかりが気になって仕方ない
流れ的に「実はもともと主人公はなるべくして特別な肉体になったんだよ」という点を解説してくれる、エピソード0みたいなストーリーをやるかと思ってたんですが、普通に続編のお話でしたね

とりあえず前作の仲間が向かったアラスカに行ってみたものの、そこは噂通りの場所じゃなくって、けっきょくクレアとだけ合流できたアリスさんが飛行機でアメリカ大陸を渡っていると、という感じの内容
難しいことをぬきにして、とにかく魅せるアクションだけに特化した見事に中身スカスカな作品
だけど中途半端にストーリーに力を入れてダメになるよりは、頭からっぽで楽しめるこういう内容の方がマシかもしれません

良くも悪くも3D作品で、随所に3Dゆえの演出を取り入れている
きちんとした環境で3Dとして観ればいいのかもしれませんが、たいがいの人は通常2D鑑賞だとおもうわけで
2D鑑賞だとどうしても3Dを強く意識してる演出のシーンにけっこうな違和感をおぼえるわけで
さらに3D部分に制作意識がいきすぎていて、中盤以降かなり「魅せる」だけの軽すぎる作風になっちゃってるかなあ
脚本的に盛り上がることなく淡々と話が進む印象

これに続くVは3Dと映画としての基幹のバランスがとれた良作になってることを祈るばかりです

個人的評価:70点
オススメ度:アンブレラの実験って、もうどうにもできなくてヤケになってないか?




バイオハザードIV アフターライフ 予告


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