2012年8月28日火曜日

プロメテウス (2012/米)

監督:リドリー・スコット
出演:ノオミ・ラパス / ミヒャエル・ファスベンダー / シャーリーズ・セロン / イドリス・エルバ / ガイ・ピアース / ローガン・マーシャル・グリーン / ベネディクト・ウォン / イアン・ホワイト / レイフ・スポール / パトリック・ウィルソン / ジャンニーナ・ファシオ







近未来、古代の壁画をたよりにある銀河系へ探索の途についた宇宙船プロメテウス
地球によくにた星へ降りた研究調査団一行はそこに隠された人類の起源の謎を探る

どういう内容だったのか観た人に委ねる系…その究極かもしれません
うーん、まんま「エイリアン」なんですが、エイリアンシリーズは全部観てるんですが、昔のことすぎてあんまり内容覚えてないんですよね
「エイリアン」をもういちど観なおしてみればもっとこの作品を理解できるのかなあ
とりあえずこの作品単体でみると、謎に対するヒントだけ与えられ終わっちゃってる感じ

人類の創造主に会いにはるばる宇宙を旅してきたら、なんか寄生虫っぽいのに襲われ、いつの間にか人類が滅ぼされる危機になっていた、というお話
うん、よく分からないね
そんなよく分からん最たる原因はデヴィッドです
ヤツの行動がいちいちストーリーを複雑にしすぎていて、しかもデヴィッドのことが劇中でずっと気になるもんだから気が散って他のことが頭に入ってこない
ちゃんとデヴィッド関連を劇中で処理してくれればまだスッキリもしたんですが、結局は彼のこともヒントだけ出されて「あとは観てる人が考えてね」状態だし…
ああ、もう、ホントにもやもやするわあ

そんなデヴィッドのこと、創造主のこと、寄生虫のこと、そして主人公たちのこと、いろんなことが同時進行してどんどん風呂敷が広げられていく…それはいい
だけどビックリするくらい、というか潔いくらい風呂敷広げっぱなしで終わられても困る
色々とストーリーを考察できることはできるけど、なんだよ、このスッキリしなささ
要するにあれか?エイリアンをやりたかっただけか?みたいな短絡的な結末として私の中で処理していいんですか?
「インセプション」みたいに鑑賞後、みんなで「あれってこうじゃない?」みたいにあーだこーだ論議するのが楽しい作品を作りたかったのかどうか知らんけど、ちょっと喉につっかえるものだけが残っただけな気がする一本でした

個人的評価:60点
オススメ度:創造主さんカプコン製の格ゲーキャラみたいだな




プロメテウス 予告

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