2010年2月17日水曜日

メタルマン (2008/米)

監督:ロン・カーコスカ
出演:サミュエル・ネイサン・ホフマイア / レジー・バニスター / バーバラ・ジーン・バリール / キム・アーウィン・ディルダイン / リーア・グリムソン / スコット・レヴィ / P・デビッド・ミラー / アンソニー・アントヌッチ / ダーレン・レブレッチ


正義感の強いカイルは博士の研究で鋼鉄のパワードスーツを着用するが、それは肉体と同化するスーツであった
そんな博士の研究所に兵器開発を行っている企業がカイルを狙って襲いかかる

「アイアンマン2」公開前におさえておきたい作品ということで
ね、なんか回転のこぎりの刃を飛ばしてきそうなヒーローですね
まあ、予想通りというかなんというか…みごとにクソ映画で大満足
むしろ思った以上にクソでお腹いっぱいぎみ

カイルがメタルマンになったことで敵に両親を殺されるんですが、メタルマンの中でAIとして生きる博士は「これは復讐の道具ではない」とか言っちゃって、変なところでひねったことしなくていいよと言わざるえない
どっちにしろなんだかんだで敵は戦いをしかけてくるんだから
そんな敵さんたちも頭悪い人が揃ってて楽しめます
メタルマンに銃を突きつけてもすぐに撃たず、そのすきにやられる人をはじめ、どう考えても無駄な感じの生身で格闘戦をしかける人たち…
しかも、しばらくして前にめっためたにやられたことを忘れたかのように、同じように考えなしに襲ってきては同じように倒される前回と同じ敵の面々

そしてなにより親玉であるセバスチャンさんがまた頭悪くていい感じ
色々と専門用語を並べられても理解できず、挙げ句の果てにIQの話になってやっと「IQなら知っている」とお茶目な発言で心が和みます
後半では自ら誘拐犯として動き、金持ちの大企業のわりには直属の手下ふたりと雑魚三人しか出てこない潔さ

物語もクライマックスを向かえると、なんの脈絡もなく敵側のメタルマンが登場してデパート屋上のヒーローショーなみのしょぼい戦闘が繰り広げられたかと思ったら、なんかよくわからないうちに親玉のセバスチャンさんが蒸発して終了
いやあ、まあ、なんというか、あえて一言でいうなら「つまらない」
クソならクソなりに突拍子もないバカな所があればまだしも、普通につまらないわあ
ネットサーフィンとかしながら音だけ聞いてればだいだい把握できるレベル
というか、観なくてもいいレベル

そんなわけで「アイアンマン2」を観る前に、どうですか、ほら、事前にしょぼいものを観ておくとモノホンを前にした時に感動も大きいですよ
ぜひこの作品の続編も期待しております
「メタルマンレディ」でもいいんで

個人的評価:30点
オススメ度:鋼鉄無敵の攻めないヒーロー




メタルマン 予告

0 件のコメント: