2011年11月9日水曜日

ファイナル・デッドパーティー (2009/米)

監督:アダム・ギーラッシュ
出演:シャノン・エリザベス / モニカ・キーナ / ディオラ・ベアード / マイケル・コポン / ボビー・スー・ルーサー / ジョン・F・ビーチ / エドワード・ファーロング








50年間だれも住み着かなかった古い屋敷で行われるハロウィン・パーティ
警察によってパーティは解散になったが、残った男女7人は地下の隠し部屋で謎の死体を見つけ…

全世界待望のファイナルデッドシリーズ最新作!
イエァ!ホゥッ!やったぜ!って、誰が騙されるか!バーカバーカ!
まあ、私の知らない類似系の「ファイナルデッド」というシリーズがあるのかもしれないけど、たいがいの人は「ファイナル・デスティネーション」シリーズを思いつくでしょ?
とりあえずこの映画は「予知夢」の要素も「死の順番」の要素も「死に関するルール」もない
デスティネーション系とはまったく接点がない

内容的にはいわくつきの館でハロウィンパーティして調子こいてたら、地下で死体に指をかまれてなんか感染だか乗り移りだかされて、男女7人が次々に悪魔化しちゃって大変だべ…みたいな感じ
とりあえずこういう今さら感が漂うクソB級映画を作るんだったら、もっとはじけて「バカか!」と叫びたくなる素敵ポイントが必須だと思うんだ、ボク
でも、この作品にはそんな見どころがほぼない、本当にオーソドックスで毒気も味気もないクソB級映画だから困ってしまう
ようするにいたって普通の誰でも退屈できるクソB級映画

とりあえずとっとと悪魔が動き出して人を襲いはじめろよ、と言いたくなるくらい前置きが長い
序盤、中盤で軽くデスシーンを描いておいて、ラストでエログロ全開というのがホラーのテンプレート的な展開だと思うんですが、尺の90分中60分が前置きとかさすがに長すぎる
いや、ホントにそんな人間関係とかキャラ描写とか、こんなクソB級映画でそこまで丁寧にドラマ部分を描かなくていいから
とりあえず誰でもいいから軽く犠牲者だしとこ?マジで、と言わざるえない
それでも唯一の素敵ポイントである「口紅をおっぱいから挿入してアソコから出す」という文字にしてみてもイマイチ分かりづらいシーンが印象に残ります
むしろそのシーンがこの映画の全てです

というわけで、久々に「見える地雷」を踏んでみたくなって観たこの一本、みなさんもぜひチャレンジしてみてはどうでしょうか
オーソドックスなクソB級映画とはどんなだ?という問いに対する答えがそこにある!

個人的評価:20点
オススメ度:もはや乗り移りたいんだか殺したいんだか




ファイナル・デッドパーティ 予告



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