2011年11月6日日曜日

モンスターズ 地球外生命体 (2010/英)

監督:ギャレス・エドワーズ
出演:スクート・マクネイリー / ホイットニー・エイブル









メキシコが地球外生命体に侵食されて6年
ある新聞社のカメラマン、コールダーは社長の娘であるサムを海岸までエスコートしてアメリカに帰国させるよう命令される

モンスターと軍隊の戦いに巻き込まれる一般人視点の「クローバーフィールド」
モンスターを隔離して一時的な滞在者として描いた「第9地区」
モンスターと戦うモンスターヒーローの誕生話の「スカイライン」
モンスターと軍隊のガチバトルを描いた「世界侵略」
そして、モンスターと比較的に遭遇しにくい道をたどってラブロマンス逃避行の今作
騙された、騙されたよ…モンスターパニックかと思ってたらロマンス系かよ
しかも個人的にちょっと理解できない部類に入るロマンスものでした

社長の娘を上司のパワハラにより嫌々ながら国外に脱出できる海岸まで送ることになった主人公
モンスターにはなんだか活発に活動する時期みたいのがあって、そろそろそんなシーズンがやってくる微妙に危険な情勢
それでも金をかけて娘の安全…というより社畜的な弱者の立ち位置によって金で安全を買ってモンスターに襲われにくいルートで旅を続ける一行
いやあ、とりあえずなにがビックリかって、本編中にモンスターと主人公たちが遭遇する回数が数回しかない上にかなり一回が短時間なんですよ
さらに言うなら敵意をもったモンスターに襲われたのって2回だけじゃないのかな
個人的な体感だと九割がた主人公たちがダラダラと移動してるだけのシーンな印象です

クライマックスのアレといい、たぶんこんな設定の中でのロマンスを描きたかったんだろうけど、まったく共感できないし理解できない
「ぼくのかんがえたあたらしいモンスターえいがのかたち」って感じで撮ろうと思ったんだろうけど、悪い、個人的にまったくおもしろいと思えなかった
むしろ眠かった。いや、ガチで途中で寝た
なーんか、いつのまにやら恋愛感情がわいてるふたりがただ国外に脱出するために電車、車、船、徒歩で移動してるだけだよ?
べっつにモンスターに追われてるわけでもなし、普通に移動してるだけ
これを楽しめるほど悟りをひらいてないんで
もしくはこういうロマンスを受け入れる器が私にはないんで

ホントに観る人を選ぶ映画で、個人的にたまたま「合わない」側の人間だっただけだろうけど、こういう静かで地味なSFの世界観を酔う作品は「合わない」かもしれんね

個人的評価:10点
オススメ度:パスポートの管理くらい自分でしとけや




モンスターズ 地球外生命体 予告


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