2013年5月19日日曜日

モネ・ゲーム (2012/米)

監督:マイケル・ホフマン
出演:コリン・ファース / キャメロン・ディアス / アラン・リックマン / トム・コートネイ / スタンリー・トゥッチ / アンナ・スケラーン / 伊川東吾 / ジェラード・ホラン

メディア王シャバンダーのお抱え美術鑑定人ディーン
彼はシャバンダーに恨みをもつようになり、贋作を用いて一泡吹かせるある計画を実行する

コメディ映画が好きでよく観る人ほど楽しめる作品、といっても過言じゃないかもしれませんね、コレ
「これはこういうタイプのコメディか」「こいつはこういうキャラか」と先入観をバリバリ持って観ると良いでしょう
バカ騒ぎ系ではあるけど、そこまで行きすぎてない良バランスで、観ながら笑いのポイントでツッコミを入れるのがホントに楽しくて仕方ない

話的には主人公のディーンがモネの贋作を用い、田舎娘であるヒロインを利用しつつ上司のシャバンダーを騙してやろうっていう感じ
計画じたいはシンプルでスマート、かなり容易に進む・・・かと思いきやというドタバタ劇ですね
とにもかくにもキャラクターの描写が秀逸
ある人物AがBのことを「あいつは~だ」と称する、けど実際はその逆だったりその通りだったりする中、観てる側は登場人物同士のイメージに振り回されることになるのがおもしろい

主人公のキャラがかなり良くって、どんどんそのなんともいえない良キャラっぷりに引き込まれていきます
そこに周りのキャラがまた負けじと笑いのアピールをしてきて、それをも主人公を引き立てる感じになってる
じゃっかんラストのオチ、ディーンとPJの関係の顛末に「もっとハッピーにしてくれても」と思わないでもないのがアレだけど、全体的にバランスがよくて誰もが楽しめるコメディといった一本でした
大笑いというより小さく細かい笑いの連続ものですね

個人的評価:90点
オススメ度:日本人キャラもナイス



モネ・ゲーム 予告

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