2013年5月5日日曜日

死霊のはらわた (2013/米)

監督:フェデ・アルバレス
出演:ジェーン・レヴィ / シャイロー・フェルナンデス / ジェシカ・ルーカス / ルー・テイラー・プッチ / エリザベス・ブラックモア

薬物中毒の少女ミアの治療のため、森の中の家に集まった兄と友人たち
ミアが禁断症状に苦しむ中、一同は地下に怪しい部屋を見つける

リメイク作品ですが、個人的に元のは観たような観てないようなちょっと記憶があいまい
あんまり気にしててもアレだって感じで、とりあえずありのままを受け入れればいいんじゃん、と
全体的にそつなく作ってあり、悪くいえばあんまり冒険してない印象が強い作品でしたね
とにもかくにも場面にほぼ変化がなく、それゆえに画面的にずっと変わり映えがしないのはツライかも

話的にはジャンキーのミアがクスリを断ち、その見届け人というか監視する目的もかねて友人と兄が森の一軒家に集まる
そんな中で怪しい地下室を発見し、そこで針金できつく縛られた一冊の本を手にする
その本の封印を解き、そこに記されていた呪文めいたものを読んでしまったことによって・・・みたいな展開
ジャンキーのミアが禁断症状をおこしてる状況、というために彼女の奇行が精神的なアレだとスルーされるのがミソ、ですかね

ホラー映画としてのグロさはまあまあで、恐怖的なものはそうでもない
外傷としての痛々しい描写がみどころ(?)で、あとは憑かれた人たちのおっかなカッコイイ見た目が印象的です
まあ、それよりなにより一番の見所は悪魔とか呪文とか儀式とかオカルトっぽいそっち系の流れの中、実際の対処法は「物理で殺る」というのが素敵だわ

一方、ずっと薄暗い部屋の中って印象が強く、やっぱり変わり映えしない画面を見つめ続けるのはツライ
飽きるとか飽きないとかの前に生理的に眠気が襲ってきます
登場人物が泣き叫んだり、奇声やらとがったSE&BGMが流れてくると意識が戻されるんだけど、どうにもすぐに意識が沈みそうになる
クライマックスのバトルはすっごい盛り上がるし、総じて観ればおもしろい
ただもうちょいビックリ箱要素とか画面のめりはりがほしかったかな、と思った一本でした

個人的評価:75点
オススメ度:これもいちお最後の最後まで観ましょう



死霊のはらわた 予告

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