2013年8月18日日曜日

パシフィック・リム (2013/米)

監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:チャーリー・ハナム / イドリス・エルバ / 菊地凛子 / チャーリー・デイ / ロブ・カジンスキー / マックス・マーティーニ / 芦田愛菜 / ロン・パールマン / バーン・ゴーマン / クリフトン・コリンズJr. / ディエゴ・クラテンホフ

ある日、突如現れた怪獣に対し人類は巨大ロボット・イェーガーを作って戦っている怪獣戦争
兄とともにイェーガーのパイロットをつとめるローリーは、いくどめかの出撃の戦いに破れて兄を失い・・・

バカすぎるほどに金をそそぎ込んで、とにもかくにも迫力とかっこよさ重視で作られた映画ですね
なにごとにもトコトンこだわれば長所になる、ってわけでそんな表面だけの作品ながら頭からっぽにして観てる限りではじゅうぶんに楽しめます
ストーリーとか設定とか気にせず、燃える展開とかっこいい(個人的な見方ですが)ロボ、そして登場人物たちに酔えればハマれますね

太平洋海底にできた次元の狭間
そこから現れた巨大怪獣によって人類は瞬く間に都市を壊滅状態にされてしまう
なんとか軍隊の活躍によって怪獣を倒せたものの、間をおいて次々に現れる怪獣を前に、人類は本格的にこれに対抗すべく巨大ロボット兵器イェーガーを作り出す
ふたりのパイロットによるシンクロという特殊な才能に恵まれた者たちが集められ、イェーガーは運用され成果をあげつつあったが、主人公ローリーたち兄弟の敗北を期に旗色は一変し始める
みたいな始まりで、冒頭で設定をいっきに解説してくれる&そんな難しくないので、ロボットアニメなんかに慣れてる人はすんなり世界観に入っていけると思います

個人的にあまり3D作品はなるべく2D版をチョイスするんですが、たまたま時間的に3D版しかなかったのでこの作品は3Dのを鑑賞しました
いやあ、これがけっこうアタリで、3D作品の技術の進歩ってすごいんだなあ、と
この作品にかぎってはぜひ劇場で3D版を観ることをオススメでしますね
で、肝心の内容ですがしょうじきストーリーとか細かい部分は気にしちゃダメです
凶悪な恐かっこいい怪獣VS鋼鉄の無骨かっこいいロボの大迫力バトル、そしていちいちスタイリッシュに決めてくるスーツ姿のパイロットたちをみるためだけの作品なんで

そういう意味ではちゃんとしっかりしたSF設定をもとめたり、こんなだせえロボとかねーよって人はダメかもしれんね
今川ジャイアントロボとか好きなら大丈夫、だと思う
とは言え、そんなストーリーをあまり気にならない私でも、さすがにじゃっかん眠くなる中だるみ展開があったことは否めない

ラストのオマケ的なオチも、このての作品のお約束をネタにしてておもしろかったし、個人的にテーマ曲も熱くてよかったですね

個人的評価:80点
オススメ度:耐えられる衝撃と耐えられない攻撃、さすがにイェーガーの頑丈さ演出のバラつきは気にならざるえない




パシフィック・リム 予告

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