2013年8月26日月曜日

ガッチャマン (2013/日)

監督:佐藤東弥
出演:松坂桃李 / 綾野剛 / 剛力彩芽 / 濱田龍臣 / 鈴木亮平 / 初音映莉子 / 光石研 / 中村獅童 / 岸谷五朗

謎のウイルスXに感染した者たちギャラクターにより、人類は滅びの道を進みつつある地球
それに対向すべく不思議な石の力によって力を得た科学忍者隊ガッチャマンが戦いを挑む

大人も楽しめる現代によみがえったリアル描写の変身ヒーロー・・・かと思いきや、まんま役者で客寄せしてる子供むけな内容でした
ちょっと影のあるヒーローってカッコイイ!とキャッキャしながら子供たちは存分に楽しむがよいわ
ただし、アニメのガッチャマンに思い入れがあったり、リアル描写の変身ヒーローものに食指を動かされたような人はガッカリすること間違いなし

謎のウイルスXによって謎の進化を遂げた者たち
謎の集団ギャラクターを組織して謎の目的のために人類を駆逐して地球を支配しようとしていた
謎のギャラクター戦闘兵、謎のギャラクター幹部、謎の存在ベルク・カッツェ
対するは謎の石によって謎の力を得た謎の組織の謎NINJAことガッチャマン
敵味方入り乱れて小中学生ライクな恋愛模様に狂い、手にした持て余す力を使ってガチバトル
まあ、そんな映画です

とりあえず最初っから特撮ヒーローものかよ、ってレベルの映像技術でバトルが展開し、ちょっとおちゃらけがあった後に中学生日記な恋愛模様が描かれつつ、なんか知らんうちに地球が大ピンチでラストバトル
子供だまし、と言わざるえない内容なんだけど、さすがに今時の子供でも「なにこれ、ガキっぽい映画」とか感じるんじゃないかなあ

とりあえず予算的な大人の事情があるのか知らんけど、途中のドラマのあいまにちょっとでもいいんでガッチャマンアクションを入れてほしかった
最初と最後だけ、しかも微妙な映像のバトルシーンってんだから、ホントにガッカリだわ
どんなピンチもパワープレイと精神論&ご都合主義で切り抜けちゃうし、最初に語られる設定以外はすべての謎について放置だし・・・
挙げ句の果てには「どこのゾンビ映画だよ」というオマケまでついてるサービス精神に、皮肉的な意味で続編が非常に楽しみな一本でした

個人的評価:30点
オススメ度:最初のオマケアニメが一番おもしろい、みんなそう思うはず




ガッチャマン 予告

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