2014年1月13日月曜日

大脱出 (2013/米)

監督:ミカエル・ハフストローム
出演:シルベスター・スタローン / アーノルド・シュワルツェネッガー / ジム・カビーゼル / カーティス・“50セント”・ジャクソン / ビニー・ジョーンズ / ビンセント・ドノフリオ / エイミー・ライアン

刑務所のセキュリティを調査するため、あえて投獄され脱出を試みる警備会社のレイ
CIAからの依頼で特殊な刑務所に向かうが、当初の話と大きく異なりその場で出会ったエミルと本気の脱獄を試みることになる

スタ公&シュワちゃんの2大スターが競演ってだけで、すでにお祭り映画として内容うんぬん抜きに成り立つけど、けっこう内容としてもしっかりしてましたね
予想外の状況に謎が秘められた脱獄サスペンスアクションとして普通におもしろい
アクションはもちろんあるけど、どっちかといえば「どう物と人心と情報を得て脱獄するか」という部分がメインですね

依頼を受けて刑務所のセキュリティを調査するため、身分を偽って投獄され試験的に脱出が可能か否か実行するレイと仲間たち
ある日、CIAから特殊な刑務所のセキュリティ調査を依頼されるが、拉致されるように投獄されたレイは現地でも聞かされていた話と大きくことなる事態におちいる
明らかに罠にはめられた体な中、レイは刑務所で出会った男エミルと協力してリアル脱獄を試みる
という話の中、この罠をはったのは誰なのか、裏でどんなことが起きているのか、また協力者のエミルが抱えている問題もあってサスペンスとしても鑑賞にたえうる内容

ただそこまで複雑なストーリーじゃなく、あくまで作品のアクセントにはなってるけどガッツリ練り込まれた話って感じじゃないですね
まあ、そこら辺は魅せるエンターテインメント性を重視した結果ということで
絶望的な状況の中、わずかに手に入る物と信頼できるか不明な協力者をたよりに情報を得て・・・と、パワープレイだけにたよらない作りはおもしろい

かといってしっかりとパワープレイな展開はあるからアレですが
特に刑務所の武装レベルが低すぎるだろとか、所長が疑り深い知能派なようでご都合主義で主人公たちにあっさり騙されたり手玉に取られたりとか、安易に先が読めすぎるとか細かいツッコミどころはけっこうある
それはそれとして、頭をそれほど使わなくていい作品だと、スタ公のはっちゃけとシュワちゃんの睨みな2大スターの存在感を堪能すればいいんじゃないですかね

最初にシュワちゃんが出演しちゃうと続編のバディ選出は難しいでしょうが、続きが作られれば観てみたい一本でした

個人的評価:80点
オススメ度:ナイスチーズ




大脱出 予告

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