2014年1月27日月曜日

ヌイグルマーZ (2013/日)

監督:井口昇
出演:中川翔子 / 武田梨奈 / 市道真央 / 北原帆夏 / 高木古都 / ジジ・ぶぅ / 藤榮史哉 / 今泉ちえこ / 八幡愛 / 高田莉沙 / 坂本亜里沙 / 平岩紙 / 斎藤工 / 猫ひろし / 山寺宏一 / 阿部サダヲ

両親を亡くした夢子は姉の家に居候するが、姉の娘である響子とうまくいかない
そんな中、響子の誕生日プレゼントの手作りテディベアに綿状生命体が宿り・・・

誰もが想像する通りのバカ映画で、中川翔子もしくは特撮(バンドの方ね)に興味ない人にとってはクソB級以下の超絶クソZ級映画でしかないでしょうね
この手の作品ではストーリーに期待するのはアレなんですが、しょうじきクソB級特性があってもこの話はクソすぎる
ツッコミがいのある、ある意味で素敵なクソストーリーならまだしも、これはさすがに破綻しすぎでどうにもこうにも・・・

ある少女たち一家がゾンビに襲われた!
そこへかけつける夢子はヌイグルマーとなってゾンビをけちらし、少女を救う!
そこで夢子はこの世界がこんなになってしまった話を自分の過去、ヌイグルマーとして戦うことになった経緯に重ねて語り出すのだった!
けど、最後まで観れば分かるけど、まったくこの冒頭に話がつながらないという内容です
その場の思いつきで作ってるんじゃねえのか、と思わざるえない

中途半端で寒いギャグ、中途半端にトラウマを抱えたダークなドラマ、中途半端な特撮(バンドじゃないテレビの方ね。ホントに紛らわしいわあ)、中途半端なアクション、中途半端なCG、それらが突き抜けて笑えるクソB級映画になってればよかったけど、その点も中途半端
破綻しまくりなストーリー&ビッチすぎる響子にイライラしっぱなしですわ

中川翔子ファン、もしくは大槻ケンヂファンならかろうじておもしろい要素を見いだせるレベル
個人的には特撮の楽曲が劇場の音響設備で堪能できた点だけが満足で、そう多くはないものの曲が流れてくるたびに盛り上がる
「マリリン・マラソン」とか「うおぉぉぉ!」ってなりましたね
でもあの曲もこの曲も聴きたかったってのがあるのは確か
とりあえず映画じたいがこんなんだからシーンとか無視して、バンバン特撮の曲を流してくれればよかったのに
特に個人的に「アベルカイン」が流れないのは残念

と、映画としてはクソB級映画としての素敵さもない、ホントにどうしようもない一本なので、ファン以外は手を出すと大火傷じゃすまないかもしれません

個人的評価:50点(特撮ファンとして)
オススメ度:片腕マシンガールが2号になるのかと思ってたのに




ヌイグルマーZ 予告

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