2014年2月2日日曜日

ゲノムハザード ある天才科学者の5日間 (2013/日・韓)

監督:キム・ソンス
出演:西島秀俊 / キム・ヒョジン / 真木よう子 / 浜田学 / 中村ゆり / パク・トンハ / イ・ギョンヨン / 伊武雅刀

誕生日の日、石神が家に帰ると妻が死んでいた
同時に妻から電話がかかってきて、部屋に警察が訪れた時、死体はなくなっており・・・

自分が自分でないような記憶のあいまいさ、しかしそれも何者かたちの謀略からきているのかもしれない
本当に自分はおかしくなってしまっているのか、それともそう思わされる罠にはまっているのか、という絶妙なバランスの中で展開していくサスペンスってのは個人的に好みな内容でした
伏線をひろっていき、真実が見えたと思いきやさらにその先に隠されたものがある、みたいな期待がふくらむのは観ていて楽しいですね

部屋に妻の死体
そこへその妻から電話がかかってきて、さらに事件の捜査という名目で警察が部屋を訪れる
主人公の石神はパニックになりながらも警察に応対し、やむなく部屋に通すがそこにあった死体は消えていた
連行される石神だが、警察の人間かと思っていた人たちは明らかに偽物だと分かり逃走をはかる
という中で妻に、自分になにが起こっているのかというのを逃げながら探っていく話ですね

そんな中でどんどん自分の記憶があいまいになっていくことに混乱が増していき、現実とのギャップに謎が深まっていく、と
自分は自分じゃないのか、それとも誰か(なにかしら)にだまされているのか、振り子のようにゆれるストーリーが観ていて飽きさせることがない
さらにアクションシーンもちょいちょい挿入されるのでエンターテインメント性もじゅうぶん

なんだけど、なんかだんだん観ててめんどくさくなってくるんですよね
で、鑑賞後に「なるほどねー」というスッキリした感じがない
あくまで個人的な印象かもしれないけど、元々シンプルなモノをぐちゃぐちゃした感じで描き、さらに乱暴にかき集めて話をまとめてみました、みたいな部分があるような

死人が出てるのに騒ぎがおこらなかったり、芝(草?)の上に落とした割にキレイだったり、ツッコミたいポイントは多々あるんで練られた展開、というには抵抗がある作品だけど、観ていてまあまあおもしろいのは確か
どんなB級ゾンビ映画だよ、とバカにして観たら予想してたよりおもしろかった・・・みたいな感じな一本でした

個人的評価:75点
オススメ度:冷静に考えればツッコミどころ満載だよね




ゲノムハザード ある天才科学者の5日間 予告

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