2015年8月30日日曜日

劇場版 弱虫ペダル (2015/日)

監督:鍋島修
出演:山下大輝 / 鳥海浩輔 / 福島潤 / 安元洋貴 / 森久保祥太郎 / 伊藤健太郎 / 代永翼 / 前野智昭 / 吉野裕行 / 柿原徹也 / 日野聡 / 阿部敦 / 宮野真守 / 田尻浩章 / 関智一 / 野島裕史 / 遊佐浩二 / 鈴木千尋 / 下妻由幸 / 狩野恵里

インターハイでの成績優秀校の招待で、熊本のレースに出ることになった総北自転車競技部
あらたな自転車で気持ちの高まる小野田坂道であったが、尊敬する先輩の巻島のことで動揺してしまい・・・

なんというか前半と後半のギャップ、というかオリジナル部分のひどさがちょっときつかったですね
最初こそけっこう丁寧に話が描かれてて楽しめたけど、途中からどう考えても尺が足りないという心配が大きくなり、結果、肝心のところで盛り上がりきれず
単なるファンサービスの延長戦な劇場版じゃねえ、と油断させといてキャラアニメだった残念感になんともガッカリ

総北高校自転車競技部の箱根でのインハイメンバーによるラストレース、という盛り上がりの中で巻島の問題が持ち上がり主人公の小野田のメンタルが最悪に
そんな中で熊本でのレースに挑むことになる、という流れ
序盤のTVアニメ2期後、原作から再編集されたエピソードの部分は名シーンをふくめてよくできている
ちょっとニューマシンのあっさり感はあるけど、坂道と巻島のシーンはグッとくる

レース前のキャラの顔見せなオリジナル展開はいいとして、いざ熊本でのレースが始まってからがちょっとずつおかしくなってくる
レースとしてバトる部分はインターハイ編の簡略焼き直しで熱さがなく、キャラ同士のからみばかりでげんなり
インハイとは異なるレース展開で、意外な策と争いによって勝ちへ向かう、っていうのがこっちは観たかった

各キャラのファンの人は通り名をセルフで叫んだり、TVシリーズでのキャラたちの絡みの再現にハッピーかもしれん
まあ、熱いレース展開を期待してる方が間違いなのかもしれん
それでも坂道と巻島なのか、東堂と巻島なのか、どっちつかずな内容じたい、どうにもキャラアニメとしても個人的に盛り上がりきれなかった一本でした

個人的評価:60点
オススメ度:もう完全ファンタジーな飛び入り大歓迎なドリームレースにしちゃえばよかったのに




劇場版 弱虫ペダル 予告

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