2010年11月28日日曜日

レポゼッション・メン (2010/米)

監督:ミゲル・サポチニク
出演:ジュード・ロウ / フォレスト・ウィティカー / リーヴ・シュレイバー / アリス・ブラガ / カリス・ファン・ハウテン / ジョー・ピンギー / チャンドラー・カンタベリー / イヴェット・ニコール・ブラウン / ライザ・ラピラ / RZA / ターニャ・クラーク / ウェイン・ウォード







ユニオン社により人工臓器の開発が進んだ近未来
高額な人工臓器の支払い滞納者から、その場で強制的に臓器を回収する回収屋レミーは、家庭の事情もあり配置換えを考えていたのだが

バリバリのSFくさい内容かと思ったらそうでもなく、斬新な内容かといえばそうでもない
オチもそう驚くものじゃないんだけど、作り方がひじょうによくできてる作品だな、と思いました
ハードでシリアスな展開の中にわりとユーモアがちりばめられていて、わりと退屈な話の流れの中で飽きさせないような感じになってますね

話も凄腕回収屋のレミーが相棒といっしょに人工臓器の取り立てをする毎日が序盤で描かれます
強制的に体を切り開かれて回収されるわけですから、もちろん相手は死ぬ運命に
そんな日々の中でレミーの妻は夫のその仕事を快く思っていなく、配置換えをしてくれとさんざん夫に苦言をはく
回収屋をやめる決心をしたレミーは最後の回収の仕事の最中にアクシデントにあって、半ば強制的にユニオン社の人工心臓保持者になってしまう
社の裏事情を知る身だけに拒否反応が強く、高額なローンを払うために回収屋もやめられず、という中、回収屋に復帰するもまったく仕事に身が入らなくなってしまう、と
まあ、で、あれこれあるわけですが、ようするに凄腕のハンターだった主人公が、逆に狩られる側に落ちていくというわりとよくある話

よくある話、というだけにホントに中盤の展開が中だるみぎみで、しょうじきこのまま普通の地味映画で終わっちゃうんかなあ、と心配もしました
それでも所々で入るレミーの過去の回想とか、かぶりものとか、外科医の「イエーイ」とか小粋でシリアスな流れをいい感じにはずしてくれるユーモアが楽しいので、なんとか見せ場のクライマックスまで乗り切れましたね
いや、ホントにこのクライマックスバトルが楽しくて楽しくてずっとにやにやしながら観てましたよ
根性ある社員と工具バトルとか、どんなバカが考えたんだよ(ほめ言葉)
その後の痛いスキャンシーンとか、なんというか普通の終わり方はしねえぜ的な展開が個人的にはツボでした

そして問題のオチ
これは確実に賛否両論あるだろうなあ、と
ありがちといえばそうなんだけど、個人的にはここまで積み重ねてきたユーモアのある展開があったからこそ、このオチは「アリ」だと思いますね
シリアスいっぺんとうだと、途中で先が読めすぎてダレるけど、こういう作風だからこそオチが生きてるという印象が強い
このクライマックスからの一連の展開があったからこそ、個人的には高い評価を与えざるえないですね

ま、それでも内容的に地味で中だるみっぽい所は隠しきれないので、オチも含めて万人にはオススメできない作品かもしれませんが
そんなわけで、ホントに個人的には楽しかった一本でした

個人的評価:80点
オススメ度:仕事が人を変える




レポゼッション・メン 予告

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