2011年8月25日木曜日

レベル・サーティーン (2006/タイ)

監督:マシュー・チューキアット・サックヴィ
ーラクル
出演:クリサダ・スコソル・クラップ / アチタ・シカマナ トン / サルンヨー・ウォングックラチャン / ナターポン・アルンネトラ / フィリップ・ウィルソン / スクルヤ・コンカーウォン






都会に出てきて働くも金もたまらず仕事もダメダメな男、プチット
いよいよもって会社をクビになった時、大金をかけてのゲーム参加を持ちかける電話がかかってきて…

大金をゲットできるチャンス!という名の悪魔のゲーム的な、なんとも日本のマンガによくありそうなネタ
わりと終盤まではコメディタッチな感じで、内容はシリアスなんだけど見せ方がコメディという香港映画っぽい作り
つっこみどころ満載というか、クレーターなみの巨大な穴がそこらじゅうに開いてるような作品のために逆につっこむ方が野暮だと思えてきますね

金に困った主人公のところに甘い悪魔のささやきの電話がかかってきて、指示通りのことをできたら即大金を口座に振り込むゲームに参加することになる
最初はいたずらレベルの指示で、だけどちゃんと金は振り込まれるんだけど、良い感じでノッてきたところで「13のゲームクリアしろよな。あ、途中で降りたら全額ボッシュートだからヨロピク~」と後出しじゃんけんをつげられる、と
まあ、とりあえず言えるのは「主人公よ、断る勇気をもっと早くだせよ」
おまえどんだけのことやらされて平気で続けられるんだよ

と、こう書いてくるとどうしようもないクソB級映画な感じなんですが、なんともいえない魅力があるのも確か
ネタ的にはおんなじようなのをもう何度か観た気がするので、しょうじき飽きがきてる話ですがシリアスとコメディの不思議なバランスがなんか気持ちいいんですよね
あとはオチもけっこう好きかな
これは予想外というほどの驚きはなかったけど、「ほう、そういう方向でオチがくるわけね」くらい感心はできます

粗のかたまりである本編を生暖かいまなざしで無粋なツッコミはいれずに楽しみましょう、という感じの一本でした

個人的評価:60点
オススメ度:中途半端に出て中途半端に消えていくサブキャラたちを忘れるな




レベル・サーティーン 予告


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