2013年4月22日月曜日

リンカーン (2012/米)

監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ダニエル・デイ・ルイス / サリー・フィールド / デヴィッド・ストラザーン / ジョセフ・ゴードン・レヴィット / ジェームズ・スペイダー / ハル・ホルブルック / トミー・リー・ジョーンズ / ジョン・ホークス / ジャッキー・アール・ヘイリー / ブルース・マクギル / ティム・ブレイク・ネルソン / ジョセフ・クロス / ジャレッド・ハリス / リー・ペイス / ピーター・マクロビー / ガリー・マクグラス / グロリア・リューベン / ジェレミー・ストロング / マイケル・スタールバーグ / ボリス・マッギヴァー / デヴィッド・コスタビル / スティーブン・スピネラ / ウォルトン・ゴギンズ / デヴィッド・ウォーショフスキー / デヴィッド・オイロウォ / ルーカス・ハース / ビル・キャンプ / エリザベス・マーヴェル / バイロン・ジェニングス / ジュリー・ホワイト / グレインジャー・ハインズ / ウェイン・デュヴァル / クリストファー・エヴァン・ウェルチ / S・エパサ・マーカーソン

1865年アメリカ、南北戦争勃発から4年
時の合衆国大統領リンカーンは戦争終結とともに、奴隷制度の廃止を目指し修正法案の可決を目指す

現代弁護士でもない吸血鬼狩人でもないノーマルな時の大統領としてのリンカーンもの
というかあえて言うならば、「あのスピルバーグ」が「なぜ今」リンカーンなのか、という感じがしないでもないですね
別に「リンカーンにはあまり知られていない顔がある」とか「新たな解釈で描かれる」とかいうわけじゃなく、ホントにまっとうにリンカーンを描いてる
それほど偉人ものを観てるわけじゃないですけど、個人的にわざわざ今スピルバーグ御大が作った映画としての意味が作品としてあらわれてないかな、と

話的には南北戦争を背景に、奴隷制度の廃止を目指し憲法修正第13条を下院で通そうとあれこれする感じ
ほぼ1865年の1月はじめから31日までの約一ヶ月間の内容で、修正13条の下院可決をめぐっての対民主党と身内の共和党の議員たちと駆け引きやらをしていく政治劇
そこにちょっとリンカーンの家庭事情と南北戦争の描写を加えてます
思ったほど戦争の凄惨さとかに尺を割いておらず、奴隷制度廃止をメインにかなりリンカーンという人物の限られた人生の一部を切り取って作られている印象

仕方ないと言えばそれまでですが、序盤の時代背景やらその後の話のためにまかれる種的な描写が退屈きわまりない
これを描きたいんだろうな、という部分に至るまでえんえん眠気と戦うはめに…
中盤にさしかかればお堅い政治劇の中にもコミカルさが出てきて、さらに理念や信念、感情的な表現も出てきておもしろくなってきます
おもしろくなってはくるんですが、良く言えば温かみが感じられる丁寧な作り、悪く言えば古くさいと思わざるえない
巨匠が描く作品ゆえの安定感と古くささがある感じ

しょうじきホントに「リンカーン大好き!」という思い入れがある人以外、別に特に今これを観てもそれほどグッとくるものはないんじゃないかな
とか生意気にも言っちゃっててアレですが、安定したおもしろさがあるのは確かな一本でした

個人的評価:75点
オススメ度:スティーヴンスさんの存在感だけはハンパない



リンカーン 予告

0 件のコメント: