2013年4月1日月曜日

DRAGON BALL Z 神と神 (2013/日)

監督:細田雅弘
出演:野沢雅子 / 山寺宏一 / 森田成一 / 佐藤正治 / 鶴ひろみ / 田中真弓 / 堀川りょう / 古川登志夫 / 古谷徹 / 緑川光 / 草尾毅 / 八奈見乗児 / 皆口裕子 / 石塚運昇 / 塩谷浩三 / 伊藤美紀 / 龍田直樹 / 渡辺菜生子 / 大友龍三郎 / 平野綾 / 千葉繁 / 山田栄子 / 玄田哲章 / 松本薫 / 中川翔子

破壊の神であるビルスの眠りからの目覚めに神経をとがらせる界王をよそに、悟空はその強さに興味津々
一方、ビルスも自信の予知夢でみた「スーパーサイヤ人ゴッド」に興味をもち、悟空と接触を試みようとしていた

ドラゴンボールの新作劇場版かあ、まあ、でも子供向けなオーソドックスな絆的なアレをからめたバトルものなんだろうな
と、思って観たけど、意外や意外におもしろい
というかまさに「これがドラゴンボールだよね」と懐かしさを感じて楽しかった
基本はコミカルでそんなに深刻さは感じないけど、ちゃんとバトルシーンは燃える作り
ラストも「へえ、そういう展開なんだ」と最後までおいしくいただけました

破壊の神であるビルスが予知夢でみた「スーパーサイヤ人ゴッド」という存在に興味をもち、悟空のもとを訪れてみるもそんなことを知る人はなし
そこで地球にまで聞き込みにきたが、そこではブルマの誕生パーティの真っ最中
ビルスの恐ろしさを知るベジータはなんとか気分を害させないようにプライドを捨てて気をまわす・・・みたいな流れ
とりあえず見た目がなんだかなあ、だったビルスのキャラがしゃべって動いてる所をみるとけっこう魅力あふれるドラゴンボールキャラになってて良かった

あとは影の主人公であるベジータもナイスすぎる
笑いも燃えも持ってて、単なる悟空の前座としてのヘタレキャラじゃないのに作り手の愛を感じるわあ
もちろん主人公の悟空も悟空らしくっていい
単なる戦闘バカってわけでもなく、中途半端に大人な対応と知恵をつけてる立ち回りが素敵すぎる
ビルスとの戦いの中での心情とかも悟空らしさが出てるし、その戦いの顛末の部分でもそこらへんがうまく表現されてましたね

これは仕方ないのかもしれませんが、昔のアニメ版ドラゴンボールで止まってるおっさんとしては、やっぱり声優さんの演技に引っかかりを感じる
諸事情で声優交代してるキャラはいたしかたないけど、変わらず演じてる方の声が微妙に「うん?」となる時が・・・
あとは話題性だけのゲストキャラとかいらんかったなあ
まあ、そんな些細なことは忘れて今のファンも昔のファンも楽しめるお祭り的な作品として、単なる企画ものじゃなく丁寧に作られてるのは好感をいだけた一本でした

個人的評価:90点
オススメ度:まさに老若男女対応、ザ・ドラゴンボールでした



DRAGON BALL Z 神と神 予告

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