2013年11月4日月曜日

劇場版 SPEC 結(クローズ) 漸(ゼン)ノ篇 (2013/日)

監督:堤幸彦
出演:戸田恵梨香 / 加瀬亮 / 竜雷太 / 北村一輝 / 栗山千明 / 有村架純 / 載寧龍二 / 岡田浩暉 / 松澤一之 / 香椎由宇 / KENCHI / 遠藤憲一 / 渡辺いっけい / 三浦貴大 / 向井理 / 大島優子 / 神木隆之介 / イ・ナヨン / 浅野ゆう子 / 福田沙紀 / 城田優 / 田中哲司 / 安田顕 / 真野恵里菜

警視庁公安第五課、通称ミショウの当麻と瀬文は謎のキーワード「シンプルプラン」の存在を知る
一方、異能力者スペックホルダーの存在を中心に、謎の組織や人物たちの暗躍が顕著になってきて・・・

とりあえず漸ノ篇とはよく言ったもので、ホントに潔いくらいぶつ切りな前編でした
そこら辺は作り手も意識したゆえの今回のシメ方なんでしょうが、これはまた色々と賛否両論ありそうですね
SPECらしいといえばらしいですが、しょうじき一本の映画作品としては超邪道と言わざるえない
そこら辺はなぜ「沈まぬ太陽」をリスペクトできなかったのか

異能力者スペックホルダー
それを抹殺するキーワード「シンプルプラン」
そして人類全体に関わる「ファティマ第3の預言」
まるで神のように振る舞う謎の男セカイ
セカイと行動を共にする謎の白い女
人の世を設計する謎の巨大な裏組織
そんな中でスペックホルダーの抹殺を阻止するために戦うミショウの面々
とりあえずすべてを片づけるために、いちど風呂敷を広げなおしてみた、ってのがこの漸ノ篇かもしれませんね

いちお新要素もあることはあるけど、印象としてはこれまでのおさらい感は否めない
逆に言えばこれまでの話をそこまでしっかり自力でチェックしなおさなくても、この漸ノ篇で説明してくれるからついていけるといえば良い点になるかもしれませんが
これは個人的な意見ながら、やっぱりこの内容だったら翔みたいにテレビスペシャルでやった上でラストは劇場で、ってのが良かったんじゃなかろうか

さすがにこれだけで劇場に足を運ばせるってのは、一本の映画作品としてちょっとひどいかなあ
内容の評価にしてみても、これだけじゃホントになんとも言えないってところで終わっちゃってるしね
あるていどキレイに人類としては完結し、後編ではエピローグみたいな感じで精神的な話になると個人的に思ってただけに残念な一本でした

個人的評価:50点(暫定)
オススメ度:いや、まあ、うん、そりゃ最後まで劇場でつきあうけどさ




劇場版 SPEC 結(クローズ) 漸(ゼン)ノ篇 予告

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