2014年11月10日月曜日

マダム・マロリーと魔法のスパイス (2014/米)

監督:ラッセ・ハルストレム
出演:ヘレン・ミレン / オム・プリ / マニシュ・ダヤル / シャルロット・ルボン / ミシェル・ブラン

父や兄姉妹とともにインドからフランスへやってきた料理人のハッサン
父が新しく店をかまえようとしるのは、ミシュランひとつ星の伝統あるフランス料理のレストランの目の前だった

インド人の料理人な主人公が、伝統あるフランス料理の店でインド的な味付けを武器に成功していく・・・という料理メインな映画じゃなくて逆にびっくりだわ
なんともロマンスや人と人とのドラマ部分の要素が大きいイメージ
料理人が主人公だけど料理がメインの映画じゃない、なんともいえない作品でした

インド料理の店を成功させようとはりきるハッサン父、フランス料理と自分の店に過剰なこだわりのあるマダム
内容はそんなふたりの素材の買い占めやら、重箱の隅をつつくような市長に対する苦情合戦ばかり
そこへハッサンとヒロインのロマンスがありつつ、あくまでドラマを盛り上げるスパイスとして料理がある感じ

劇中でマダムがシェフに料理で勝負しろみたいなニュアンスのセリフを言うけど、マダム自身が嫌がらせしてる現状で「おまえが言うか」と思わざるえない
ふたつ星うんぬんからの新しい味展開も蛇足っぽいし、どうにも個人的に盛り上がりきれないままラストをむかえましたね

あくまで個人的に料理映画を期待してたのがアレだったのかもしれませんね
あくまで料理の要素は映画本編に対してスパイスていどのものだ、と割り切れればよかったんでしょうね

個人的評価:70点
オススメ度:邦題で言うほどマダムの話でもない




マダム・マロリーと魔法のスパイス 予告

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