2010年7月23日金曜日

借りぐらしのアリエッティ (2010/日)

監督:米林宏昌
出演:志田未来 / 神木隆之介 / 大竹しのぶ / 藤原竜也 / 三浦友和 / 竹下景子 / 樹木希林









体の悪い少年が一週間の療養に訪れた家
そこには人間に隠れ、物をこっそり借りて暮らす小人一家がいたのだった

まあ、びっくりするくらいファミリー向け
内容がなんたらとか語る要素はいっさいなく、ホントに小さな子供と「おかしいねえ」「こわいねえ」「ほら、見てごらん」とか言いながら観る作品でした
マジでおっさんがひとりで観るにはキツすぎましたね

人間に見つからないように、それでいて必需品を家からこっそり借りて生活しているアリエッティとその父母
急に訪れてきた少年にうっかり見つかってしまうけど、この少年は無害どころかアリエッティに好意的に接する
しかし、それでもすべてうまくいくわけではなく、じょじょにアリエッティたちは長年の住処にいずらくなってくる
といったシンプルな内容
とにかく序盤からして「これもっと尺を短くしようと思えばできるよね」みたいな感じで話の水増しっぷりがはんぱない
それゆえに中身がかなり薄味になってる印象

小さなアリエッティがすべてのスケールが大きい人間世界を冒険する・・・というだけのアドベンチャーでもない
病を患った少年とアリエッティの交流を描いたドラマ・・・ってだけでもない
人間と小人を比べて現代の人類になにげに警告をしてる説教アニメ・・・というわけでもない
すべてが中途半端で結局、なにが描きたかったのかよく分からないというのが素直な感想
最初の父ちゃんとアリエッティの冒険パートとか、終盤の少年とアリエッティの協力プレイは楽しかったけど、それだけ
もっと単純な冒険ものにするか、もしくは少年の病をからめた異種族間交流ドラマにするか、はっきりしてほしい

で、そんなことを気にせずに、小さな子と絵本を読む感覚で観るなら本当に最適な作品だと思いますね
難しいことも、厳しいこともおこらないし、ゆるーい感じで心がぬるまったくなるような内容なんで
良い意味でも悪い意味でもジブリオタクはばっさり切り捨ててる印象が強いです
もう昔のようなシンプルな冒険ものを求めるのは無理なのかもしれません

あとは個人的に少年がいきなり「滅びがなんたら」とか「心臓の一部がなんたら」とか言い出すのが違和感ありすぎて引きました
なんでいきなりそんなこと言ってるの?と思わざるえない
ラストもラストであっさりしすぎな上になんとも消化不良な感じがしたし・・・まあ、ようするにいい大人がひとりで楽しむアニメじゃねえってことだけは痛感した一本でした

個人的評価:30点
オススメ度:60分で十分にまとめられるだろ




借りぐらしのアリエッティ 予告

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