2011年3月9日水曜日

ビッチ・スラップ 危険な天使たち (2009/米)

監督:リック・ジェイコブソン
出演:ジュリア・ヴォス / エリン・カミングス / アメリカ・オライヴォ / マイケル・ハースト / ロン・メレンデス / ウィリアム・グレゴリー・リー / ミナエ・ノジ / ケヴィン・ソーボ / ルーシー・ローレス / レニー・オコナー / デニス・キーファー / スコット・ハンレイ / マーク・ラッツ / デビー・リー・キャリントン / ゾーイ・ベル





砂漠にやってきたトリクシー、ヘル、カメロの三人の女たち
人質として連れてきた男、ゲイジに隠されているブツの場所を聞き出そうとするのだが…

久しぶりに最高にバカで素敵でおもしろすぎるクソB級映画に出会えたこの喜び
三人の泥棒猫ビッチどもがお宝を巡って、ケツとチチを振りまくってあえぎながらダラダラとビッチアクションするしょうもない内容かと思ってたら火傷するぜ!
ま、ある意味でダラダラとビッチっぷりを描いてるだけってのは間違っちゃいないけど、それも前半までの話
クソB級映画好きならうれション必至な終盤の展開にテンションが上がりまくる

話的にはビッチどもがサービスショットを交えつつお宝を掘り探す、その合間にじょじょに過去にさかのぼったエピソードをはさんでストーリーのピースがはまっていく感じの内容ですね
あからさまなセクシーショットなシーン、まったく内容のない話、ギャグの域に達しているCGのてきとうさ…もうそれだけで死臭が鼻につくほどキツイ序盤の展開
じゃっかんおもしろいと思えるのは、妙な日本語を話すライバルキャラ的なビッチと世紀末救世主世界からやってきたような男の素敵キャラが出てきてから
むにゃむにゃとなんか日本語をしゃべってるジャパニーズロリ風ビッチのスケバン刑事攻撃に胸がときめかざるえない

そこまで観てると、どこにでもあるしょうもないクソB級映画なんだけど、この作品はマジで終盤にかけての盛り上がりが異常すぎる
基本はお宝をめぐってバトルな話なんですが、その終盤の戦いが無駄に熱い
おまえらスクライドの最終回かよ、とツッコミを入れたくなるくらい個人的にはかなりボルテージが上がるバトルっぷりに画面に釘付けですよ
そして、序盤のどうしようもないガッカリCGの使い方すら逆に開き直って終盤では持ち味にしてるからすごいわ
さらにこんなクソB級映画のくせにきちんと伏線を回収してるから困らない
「ここでその伏線を回収するのかよ」って感じでもう満面の笑みで楽しめましたね
もう終盤はラスト、スタッフロールの最後の最後まで堪能できる具たっぷり仕様が素敵すぎます
あのED曲はさすがに意表をつかれたわ

とにかく普通のビッチ映画のようでそうでもない、三人のビッチどものそれぞれキャラと思惑が素敵すぎる本物のビッチ映画と言わざるえない

個人的評価:100点(超個人的趣味で)
オススメ度:女はみんな結局ビッチなんだよ




ビッチ・スラップ 予告



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