2011年3月30日水曜日

END CALL (2010/米・日)

監督:山本清史
出演:芳賀優里亜 / 小林俊 / 玲奈 / 永岡佑 / 松木里菜 / 神農幸 / 諏訪太朗 / 渡辺哲 / 臼田あさ美








ある番号に携帯電話から発信すると、その通話時間分の寿命を失うかわりに願いがかなうという噂がたつ
それを実行した仲良し女子高生グループは、一時の幸せを味わうのだが

携帯電話うんぬんでホラー話…いやあ、なんて斬新な設定なんだろうなあ。ファック!
まるで携帯小説出の量産型すっかすかJホラーのような腐臭が漂い、そしてその期待を裏切らないクソファックな作品です
クソB級なデキであると自覚がなく、わりと本気で作った結果がなんともいえない香ばしい内容になっているという最悪に救えないつまらなさが見どころですね
作ってる途中で誰も「これ、つまんねー」って言ってやれなかったのか、と

とりあえず、死神だか悪魔だかの番号にかけると、通話時間に応じた寿命を失うかわりに願いが叶うって設定なんですが、その設定がびっくりするくらいいきてない
寿命を失ううんぬんというより、その番号にかけると1回で160万円ちかく通話料が請求されるっていう設定の方が強く作用してます
出てくるキャラたちがそれぞれがその法外な請求と、うさんくさい番号にかけた後ろめたさから誰に相談できるでもなく転落人生まっしぐら、という感じで話が展開していく
呪いとかそっち系のおどろおどろしさより、金とか後ろめたさ、男が絡んだ女どうしのキツイやりとりな描写がメイン
しかも誰が主人公なのかマジでブレまくりで分かりづらい

あと、あまり個人的に役者の演技とかは気にならない方なんですが、この映画にでてくる奴らはホントに、ホントにひどい
特に男性陣のひどさは逆に素敵ポイントにすらなるくらいのヤバさ
映画作品の演技を観てて本気でうざいと思ったのは初体験でしたね
特にまーくんの初登場の時のうざさと、感情が高ぶった男同士のもみあい時の演技はある意味で必見かもしれません
あまりにあんまりで悪い意味で記憶に残ります

オチもしょうもないし、全編通してホントに作り手のオナニー劇場って感じしかしない一本でした
けっこうなB級耐性を必要とします

個人的評価:10点
オススメ度:AGIEOSUKEHT




END CALL 予告



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