2011年3月7日月曜日

NECK (2010/日)

監督:白川士
出演:相武紗季 / 溝端淳平 / 板東英二 / 佐藤二朗 / 渡部豪太 / 小松彩夏 / 河西智美 / 寺本純菜 / 未来穂香 / 花岡拓未 / 細川茂樹 / 鈴木一真 / 温水洋一 / 板尾創路 / 栗山千明 / 平岡祐太







人間の想像力からお化けがうまれるという持論のもと研究をしている杉奈
自慢ネックマシーンの実験台として告白してきた男、首藤を利用するのだが

そのタイトル、そのストーリー、わっかりやすいクソ映画でナイス見える地雷っぷりが優しさとして現れてます
まあ、そんなわけで、この作品を観ようって人は「それなりの覚悟」をもってると思うんで、内容に大人げなくキレたりしないでしょう
ホラー要素もありますが、基本はライトでバカで笑えないコメディ…というよりさむいギャグ映画という感じ
小学生から中学生くらいをターゲットにした過剰演出コメディテレビドラマを映画化しました、みたいな雰囲気がたまらなくクソです

かといってZ級クソ映画ばりにどうしようもない精神的消耗が激しい、ある意味でとがった内容ではなく、いちお普通に観れないこともない
ビックリマンチョコのシールなしでチョコだけをバリバリ食べてる感じ…分かりづらいか
話的には箱の中に入って首から上だけを出して恐怖体験を妄想すると、箱内部の見えない部分にアレがナニしてそこにお化けが誕生するんじゃね的理論を実証するストーリー
ようするにお化けは人の想像力からうまれるものだよね、って感じ
そんな馬鹿げた理論が実現してしまい…という意外性のかけらもないのが見どころです

素敵ポイントをちょっと無理に探すと、個人的にランドセルゆり子ちゃんのバトルと冥王星Oは気持ちちょこっとだけ楽しかった
その他の「笑い」ポイントはしょうじき、ドン引きせざるえないくらいにさむい
かなり精神年齢が低くないとキャッキャできない
ピュアな心がない私にはこれをおもしろいと大笑いはできませんでした

笑いのツボは人それぞれだし、こういう作品にマジでつっこむのも無粋なんですが、おもしろみのない作品だな、と思わず言わずにいられない

個人的評価:20点
オススメ度:やっぱりBECK的なものを意識したタイトルなのか、そうでもないのか




NECK 予告



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