2012年5月20日日曜日

バッド・ティーチャー (2011/米)

監督:ジェイク・カスダン
出演:キャメロン・ディアス / ジャスティン・ティンバーレイク / ジェイソン・シーゲル / ルーシー・パンチ / ジョン・マイケル・ヒギンズ / フィリス・スミス / モリー・シャノン / デイヴ・アレン / エリック・ストーンストリート / ジリアン・アルメナンテ / ポール・フェイグ / トーマス・レノン / ナット・ファクソン / ステファニー・ファラシー / デヴィッド・ペイマー / アラナ・ユーバック





結婚を前に中学教師を辞めたエリザベス
しかし結婚目前、彼氏にお金目的で付き合っていたとバレて結婚話は白紙になり嫌々もとの中学校へ復職するのだった

まったくやる気も熱意もなく、得にならない人との付き合いもしない女教師
玉の輿にのれそうな男をゲットすることだけには努力を惜しまない主人公のダメ教師っぷりをコミカルに描いた…ただそれだけの作品でしたね
どうせふだん素行が悪いヤツがちょっと良いことしたらすっごい大げさに褒められる、そんな感じの内容なんだろと思ってたんですが、それすらない薄っぺらな映画に気分が落ちまくり

とりあえずノリ的に洗車シーンあたりまでは普通におもしろかった
そこから偽善者エイミーさんとの対立を描いていく流れもよかった
でもとにかくなにもかもが中途半端で不完全燃焼なんですよね
悪対偽善者のやりすぎどたばたコメディならそれに徹すればいいのに、勉強以外のところで生徒との絆が知らず知らずに深まっていくならそれに徹すればいいのに、とにかく玉の輿大作戦ならそれに徹すればいいのに、ホントに本編の主人公よろしく映画じたいにやる気が感じられない
後に残ったのは正真正銘のクズ教師だな、という印象だけ

あとは主人公の心境の変化っぷりが個人的にまったく理解できなかった
直前までクズでビッチで悪賢さっぷりをいかんなく発揮してたのに、なんか急に悟った感じで心境変化しても「はあ?」としか言いようがない
まるでとりあえず最後のしめに向かって無理矢理キレイに終わらせようとしたみたいな展開ですね
生徒たちとの絆もあんまり感じられないし、いったいなにが描きたかったのかも不完全燃焼な一本でした

個人的評価:30点
オススメ度:2008年問題について詳しく




バッド・ティーチャー 予告

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