2014年4月21日月曜日

シャドウハンター (2013/米・独)

監督:ハラルド・ズワルト
出演:リリー・コリンズ / ジェイミー・キャンベル・バウアー / ロバート・シーハン / ケビン・ゼガーズ / レナ・ヘディ / ケビン・デュランド / エイダン・ターナー / ジェミマ・ウェスト / ゴッドフリー・ガオ / CCH・パウンダー / ジャレッド・ハリス / ジョナサン・リース=マイヤーズ

母と暮らしていた少女クラリーは男友達のサイモンとあるクラブに入り、そこで人殺しの現場に遭遇するがそれは自分にしか見えていなかった
その後、母親が何者かに襲われ連れ去られたことから、妖魔を狩る存在シャドウハンターと自分との関係を知る

雰囲気的にはジュヴナイル小説または海外版ラノベみたいな感じで、バトルの多い「トワイライト」みたいな印象でしたね
原作は知らないですが、とりあえず重要な部分を箇条書きにしてみて、それをまんま1から10まで順を追って映像化してるような気がしてならない
要点はちゃんと押さえてはいるんだけど、それに関する肉付けが弱くて、必要なとこをごちゃごちゃと詰め込んでみました、みたいに個人的には思えた作品でした

不思議なマークに誘導されるように主人公のクラリーはクラブへ入店し、そこで殺しの現場に遭遇するけどそれは自分にしか見えていなかった
で、そこへ母親の連れ去り、人間ではない存在シャドウハンターのジェイスの登場、妖魔と呼ばれる異形の怪物、聖杯がうんぬんとはじまる
要するにみんな聖杯を狙ってて、その場所を知る鍵として主人公があって、ジェイスに守られたり、サイモンをくわえてイチャイチャしたりしながら真相に迫っていく、と

けっこう重要な要素もびっくりするくらい軽く流されていくんで、ボーッと観てると完全に理解できないまま終わること必至ですね
まあ、しょうじき派手なシーンとネタバレあたりを把握して、細かいことを気にせずにアクション映画として観てるだけでも普通におもしろい
この「普通におもしろい」レベルとしては「レンタルでたまたま観たらそこそこだった」くらいなので、ぶっちゃけ観ても観なくてもオーケイな記憶に残りづらい映画ではある

まあ、なんだ、とりあえず「骨の街ってなんだったんだ」とか「ドロシアと母ちゃんの関係って?」とか「サイモンどうなるんだ?」「ラスボスはなにがしたかったんだ?」「そもそもシャドウハンターってなによ?」と、よく分からない説明不足感はありあまってる一本でした

個人的評価:70点
オススメ度:ハンガーゲーム、トワイライト、日本ではこういうの流行りづらいと言われてるのに




シャドウハンター 予告

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