2012年6月5日火曜日

外事警察 その男に騙されるな (2012/日)

監督:堀切園健太郎
出演:渡部篤郎 / キム・ガンウ / 真木よう子 / 尾野真千子 / 田中泯 / イム・ヒョンジュン / 北見敏之 / 滝藤賢一 / 渋川清彦 / 山本浩司 / 豊嶋花 / イ・ギョンヨン / キム・ウンス / パク・ウォンサン / 遠藤憲一 / 余貴美子 / 石橋凌







東北の震災のどさくさで被害を受けた大学から核に関する軍事機密データが何者かに奪われる
同時に朝鮮半島からウランが流出したという情報を得た公安は、かつて公安の魔物と呼ばれていた住本をその調査にあたらせる

ドラマ版は視聴済みで楽しみにして待ってました
内容は完全にドラマの続編で、ドラマのラストを知ってる人は何事もなかったかのように始まる話にちょっと違和感を感じるかもしれません
でもあのラストは「なかったこと」にはなってないんで安心です
まあ、じゃっかん強引につなげた感はありますが

この映画を観たドラマ視聴者はだいたいみんな思うんでしょうが、なんというか「ドラマ版で見たような展開が多いね」というのが率直な感想
さすがに敵側のキーマンとなる男の愛する女を協力者としてうんぬん・・・という流れはちょっとやりすぎじゃないんかね
ドラマを見てた人がニヤリとできる程度のあえて同じ展開を用意するってのはアリだけど、ここまで似たことやられると焼き直し感がハンパない

さらにドラマでも影が薄かった住本班の面々が博士と協力者の女というふたりの強烈な存在感によって、さらにもう限界ってくらいに影が薄まってる
あの松沢さんですらいたのかいないのかよく分からん扱いっぷり
でもその辺はあまり深くやると、それによって描くべき本筋が無駄に間延びしちゃうから仕方ないのかなあ
住本ファミリーとかバッサリと描写されないことからも、そういったサブ的な物語の外郭部分にはあえて目をつぶるのが大人ですかね

とりあえず今作は協力者と博士のキャラが濃い、というか演技がすさまじい
このふたりの存在があったからこそ、ちょっと先が読めすぎるストーリー展開も覆すおもしろさがあったと思います
そうそう、このストーリーももうちょっとミスリード的な流れに力をいれてくれれば「ああ、そうだったのか」と楽しめたのになあ
ホントにもうちょっとの努力が足りない、なんとももったいない感が強かった話でしたね

映画の「ハゲタカ」の時も思ったけど、これもじっくりとドラマで数話かけて描いてくれた方がゾクゾクする展開になったんじゃないかなあ、と
良い夢を見させてもらった、その一言に集約された一本でした

個人的評価:75点
オススメ度:どんだけチョッパリだよ




外事警察 その男に騙されるな 予告

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