2012年7月12日木曜日

エイリアンVSアバター (2011/米)

監督:ルイス・ショーンブラン
出演:キャシー・フリーゲル / ジェイソン・ロックハート / ディラン・ヴォックス









地球に飛来する攻撃的な謎のエイリアン
それを監視し追う宇宙人が動き出す山の中、6人の男女がそこにキャンプをするために訪れ…

えっらい久しぶりな気がしないでもないみんな大好きVSシリーズ
今回の対決は…もはやVSシリーズの常連と言っても良い王者の風格エイリアン、そして対するはアバター!
いや、アバターって…
しかも原題からして「ALIENS VS. AVATARS」ってんだから潔すぎるわ
エイリアン側のデザインはそれなりにちょっとは考えて作ってるけど、アバター側のデザインはまんま有名映画のアレってのはこわいもん知らずだな

ストーリー的にはまあ、いろいろあって凶悪なエイリアンを追ってアバター的な人が地球の山奥で地球人を巻き込みながらおっかけっこする、といった感じ
とにかくもうツッコミを入れるのがめんどくさくなるくらい素敵な「おいおい」的要素が満載です
とりあえず冒頭から山小屋っぽいところに遊びに来たビッチ二人組が、なんか知らんけど”山の中”で水着になり、さらになんの脈絡もなく水着も脱ぎだした時点で「底は見えた」
で、案の定エイリアンにぶっ殺されるわけで、そんなエイリアンを倒すためにアバター的な人が地球にロボットを送り込むわけで、だけど起動することなくロボットは故障して姿すら見せずに退場しちゃうわけで…

エイリアンにしてみても姿が消せたり人を騙す知能を持ってることから、どっちかといえばプレデターに近いかもしれん
そんなエイリアンさんは普通に素手で人をあっさり殺すパワーを持ってるのに、いちいち姿を消したり人間に化けたりして隙をついた攻撃をしてきます
ふつうに走ってきて殴ればいいんじゃねえの、というツッコミは無粋なんでしょうね

もういくら数えてもきりがないツッコミポイントが多いこの作品ですが、そんな中でも印象深いシーンがふたつあります
ひとつはアバター的な人がロボットを修理するシーン
まるでファミコンカセットの端子にやるようにロボットをふーふーします…いやあ、「そうか」としか言いようがないわな
もうひとつは主人公側の地球人が仲間に化けたエイリアンと遭遇するシーン
アバター的な人が逃げろって言ってくれて、なおかつ仲間はエイリアンが化けていると気づいてるのに、ヘタレおたく主人公はおもむろにエイリアンに立ち向かっていって「ええい」と子供がいじめっ子にせいいっぱい反抗するようにソフトタッチで突き飛ばします
そしてそっこうで逃げます…僕ハソノ一連ノ行為ノ意味ガ分カラナイヨ?

なんだかんだで一番アレなのは、これが作られたのが2011年という事実
すげーよな、映画の世界って
今でもこんなのが作り続けられているなんて、夢のような世界だよな

個人的評価:40点
オススメ度:まともに動くものがないとか自虐ネタですか




エイリアンVSアバター 予告


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