2013年12月30日月曜日

砂漠でサーモン・フィッシング (2011/英)

監督:ラッセ・ハルストレム
出演:ユアン・マクレガー / エミリー・ブラント / クリスティン・スコット・トーマス / アムール・ワケド / トム・マイソン / レイチェル・スターリング / コンリース・ヒル

アラブの富豪の代理人ハリエットからイエメンで鮭釣り場を作る計画を持ちかけられる水産学者のジョーンズ
ジョーンズは明らかに無謀なことに適当にあしらうものの、事態は本格的に動き出してしまう

常識的に考えて「そりゃ無茶だろ」ということに真剣に取り組む、ドラマとしてはジャンルのひとつといってもいいかもしれない内容ですね
だけど、そんなタイトルにもなってるサーモン・フィッシングというプロジェクトに向けてうんぬん・・・というより、けっこう主人公のロマンス的な要素が強かった気がしました

ハリエットと名乗る女性から、イエメンの族長が鮭釣り場を作りたいと言っていることで意見を求められる水産学者のジョーンズ博士
砂漠と乾燥地帯という印象しかないイエメンでは、そんな計画じたい夢物語で実現はとうてい不可能とジョーンズは鼻で笑って相手にしていなかった
しかし、プロジェクトは政治的見解から政府の後押しによってごり押しで進められることになる
という乗り気ではない主人公のジョーンズ、投資会社のヒロインであるハリエット、族長のムハンマドの3人が主になっているドラマ

3人それぞれにプロジェクトとは別にプライベートの問題を抱えており、それらが物語に大きく影響をあたえてくる・・・のはいいんですが、そんな要素がじゃっかん作品的にブレさせてる気がしないでもない
無謀な計画に困難を乗り越えて立ち向かうドラマのようで、釣り人を題材に人生を語るドラマのようで、男女のロマンスを鮭の遡上みたいな困難さに見立ててるドラマのようで・・・ちょっと視点が定まりきってない印象
結局のところすべてのエピソードがなんとなくおさまって終わってる感じで、あまり観てて深く心にグッとくるものがないんですよね

それでもコミカル一辺倒でもシリアス一辺倒でもなく、主人公のジョーンズさんもホントに変人的なイヤな奴からまともな性格になっていく描写はおもしろい
嫌みは言うしつまらない男の見本みたいなジョーンズさんにどれだけ魅力を感じられるか、という点が人によって大きく評価を分けるポイントになるかもしれません
個人的には「いろんな意味でいい性格してるわ」と思えたので、かろうじてクソ映画な印象は回避できてる、かな

個人的評価:65点
オススメ度;小さなことからコツコツと




砂漠でサーモン・フィッシング 予告


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