2013年12月15日日曜日

ポゼッション (2012/米・カナダ)

監督:オーレ・ボールネダル
出演:ジェフリー・ディーン・モーガン / キーラ・セジウィック / ナターシャ・カリス / マディソン・ダヴェンポート / グラント・ショウ / ロブ・ラベル / ナナ・グベウォニョ / ジェイ・ブラゾー / アイリス・クイン / マティスヤフ

妻と離婚したクライドは、週末だけふたりの娘たちと過ごす生活をしていた
そんなある週末、娘がガレージセールで謎の木箱を購入したことを機に異変がおこりはじめ・・・

ザ・オーソドックスって感じの可もなく不可もなくなホラー映画
家族のドラマを軸に、何か異質なものが作中に浸食していく不気味さを描いてます
ショッキングだったり、ビックリ箱だったり、グロだったりな過度な刺激はなく、なぁーんかイヤな感じという雰囲気を楽しむ系、かな
派手に人が死にまくるというわけではないので、そういった刺激を求める人にはむいてないかもしれません

クライドのふたりの娘のうちのひとり次女のエミリーは、ガレージセールで手に入れた木箱を気に入る
細工がほどこされたその箱はなかなか開かなかったが、ひょんなことからフタがあく
その日をさかいにクライドたちの周辺で不気味な出来事がおこりはじめ、明らかにエミリーの様子が変質してくるのだった
というなんか変な箱の影響で異変がおこりつつ、クライドと妻、娘たちの家族の問題も悪化していく・・・というドラマ仕立てのホラーですね

それほど血が飛びまくるようは派手さはないんで、しょうじきなところインパクトにかける部分があるのは否めない
特に「この作品だからこそ」という強烈な見所がないのは残念かな
オーソドックスで無理せずそつなく作れているし、ドラマとしても退屈ではないだけに、ホントに独自のちょっとしたスパイスがあればもっとおもしろかったのに・・・と個人的に思わざるえない

刺激重視の昨今のホラー映画とは違う部分を攻める姿勢は好ましく感じただけに、もうちょい、あとひと味なんか物足りないのがもったいない一本でした

個人的評価:70点
オススメ度:TVドラマのワンエピソード感




ポゼッション 予告


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