2014年7月6日日曜日

マレフィセント (2014/米)

監督:ロバート・ストロンバーグ
出演:アンジェリーナ・ジョリー / エル・ファニング / サム・ライリー / シャルト・コプリー / イメルダ・スタウントン / ジュノー・テンプル / レスリー・マンビル / ビビアン・ジョリー=ピット

妖精の国を守護するマレフィセントは、敵対する人間の国の男と恋に落ちるが裏切られてしまう
強い憎しみの闇におちた彼女は、かつて愛した男にできた赤ん坊に呪いをかけるのだった

とにもかくにもマレフィセントというキャラの画になるカッコイイ姿が素敵すぎる
慈愛にみちた面はもちろん、邪悪な面ですら惚れてしまう
話的にもベッタベタで展開が読めるのに、不思議と心が動かされましたね
形はちょっと違えど母と娘の山あり谷ありの物語を見守っているだけで楽しめる

主人公の妖精のマレフィセントが裏切った男に復讐するため、その娘に呪いをかけた
なんだけど、憎しみの闇におちたのもちょっと感情的になったゆえで、根は優しさの心は失っておらず、なにげに娘の成長を密かに見守ってゆく、という内容
序盤の純粋で勇敢な心をもつマレフィセント、邪悪に染まって己をおとしめるマレフィセント、なんだかんだでデレるマレフィセント、後悔と愛に悩むマレフィセント、様々な顔の彼女がスクリーンに力強くその姿を刻みます

なによりデレ姿の微笑ましさと、サーバントの烏との掛け合いはニマニマしてしまいますね
コミカルな要素が多いのはもちろんだけど、生ぬるいファミリー映画かと思いきや、けっこうアクションも力入っているし、醜い感情の部分もあって万人受けする作品かもしれません

先が読めすぎる展開ながら個人的にジーンとする場面もあって、基本的にすっごい楽しめたんですがラストバトルはちょっと蛇足な気がしないでもない
もうちょっとふんわりと軟着陸した感じでも良かったかな、と

個人的評価:90点
オススメ度:人間、しかも男の扱いの悪さは仕方ないか




マレフィセント 予告

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