2014年7月13日日曜日

ダイバージェント (2014/米)

監督:ニール・バーガー
出演:シャイリーン・ウッドリー / テオ・ジェームズ / ケイト・ウィンスレット / マギー・Q / ジェイ・コートニー / メキー・ファイファー / ゾーイ・クラビッツ / クリスチャン・マドセン / エイミー・ニューボールド / マイルズ・テラー / ベン・ロイド=ヒューズ / アシュレイ・ジャッド / トニー・ゴールドウィン / アンセル・エルゴート / レイ・スティーブンソン

人を5つの適性に分けて各派閥で働いていくシステムが構築された世界
ベアトリスはどの適性でもない異端者という判定が下される

なんとなく鑑賞前は設定だけのガッカリB級SFなのかな、と期待してなかったんですが、そういう意味では思ってたのと異なってましたね
印象的には「ハンガーゲーム」みたいなアメリカンなヤングたちが好むんじゃないかな、って感じの恋愛要素が強いライトな作品でした
作品世界的にもそれほど広がりはないし、話の展開のわりに事件が小競り合いっぽく思えて盛り上がりはいまひとつだったかなあ

”無欲”の適性の家庭で育った主人公は、いざ自分の適性が決定する試験を受けたら何にも当てはまらない”異端者”判定だった
発見しだい処刑される運命の”異端者”ゆえに試験官の粋な計らいで”無欲”判定とデータを改竄してもらう
そんな主人公はいざ派閥を選ぶ段階では”勇敢”をチョイスするのだった
という自分から自分の立場を複雑化しちゃう主人公が一番の元凶なんじゃないか、と思えなくもない

そんなじゃっかん落ちこぼれな主人公が持ち前の”異端者”スピリッツで”勇敢”学園でのバトル試験と恋に青春をささげる、みたいな感じですね
しょうじき”勇敢”での生活での学園パート的な部分が思った以上に長々と続いてダレる
”異端者”である主人公が世界というシステムを相手に戦いを挑む、みたいな壮大さは感じられない

人の生き死にもちょっと軽い感じで、どんな悲劇が画面上では展開してても、あんまり悲壮感が観てて伝わってこないんですよね
観て満腹感は得られないけど、スナック感覚で小腹のすいた映画欲はそれなりに満たしてくれる一本かもしれません

個人的評価:65点
オススメ度:まーた、「俺たちの戦いは~」エンドですか




ダイバージェント 予告

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