2014年7月6日日曜日

オール・ユー・ニード・イズ・キル (2014/米)

監督:ダグ・リーマン
出演:トム・クルーズ / エミリー・ブラント / ビル・パクストン / ブレンダン・グリーソン / ノア・テイラー / キック・ガリー / ドラゴミール・ムルジッチ / シャーロット・ライリー / ジョナス・アームストロング / フランツ・ドラメー / 羽田昌義 / トニー・ウェイ

人類がエイリアンによる侵攻を受ける中、軍の広報担当であるケイジは前線の撮影の命を受ける
自分は兵士ではないと命令を拒否する彼は、脱走兵扱いで戦場へ送られてしまうのだった

エイリアンによる侵略がやけに局地的で、世界規模の脅威という広がりは感じづらいけど、とりあえず観てる間はそれなりに楽しめます
良くも悪くも時間が巻き戻るという設定が飲み込み難い感じで、そこらへんを「まあ、そんなもんだろ」と受け入れられれば満足できるかもしれません
個人的には最後までじゃっかん「巻き戻り」の部分が引っかかってましたが

口が災いして軍のお偉い頑固ジジイを怒らせちゃった主人公、嘘つき脱走兵に仕立て上げられて戦場おくりにされてしまう
エイリアンとの戦いの中、死んだと思った彼の時間は戦闘直前まで巻き戻り、いくどとなく戦場へ送られ死を繰り返す、と
そんな中で事情を知るヒロインやらと知り合って、色々と試行錯誤しながら戦いに勝利するために敵の親玉を討つことを目標とする、という話ですね

しょうじき時間が戻るということじたいに違和感はあるし、復元ポイントもなんでそこなのかという感じもする
なによりなんども死ぬ(殺される)主人公のメンタルの強さがありえないだろ、と言わざるえない
それでも時間戻しがあるゆえの敵の罠とか、主人公の嘘とか想いの部分はおもしろい
戦いの流れも深く考えないで頭からっぽにして観てれば十分に娯楽作品として楽しめる

SFとして、時間操作ものとしての世界観の深みや展開のトリッキーさに多くを期待しなければ、B級SFアクションとしてそれなりに退屈しない一本でした

個人的評価:80点
オススメ度:敵のアルファさんは賢いのかバカなのか、イマイチよく分からん




オール・ユー・ニード・イズ・キル 予告

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