2017年4月12日水曜日

LION ライオン 25年目のただいま (2016/豪)

監督:ガース・デイビス
出演:デブ・パテル / ルーニー・マーラ / ニコール・キッドマン / デビッド・ウェンハム / サニー・パワール / アビシェーク・バラト / プリヤンカ・ボセ / タニシュタ・チャテルジー / ナワーズッディーン・シッディーキー / ディープティ・ナバル / ディビアン・ラドワ / サチン・ヨアブ / パッラビ・シャルダー / アルカ・ダス

インドのとある駅、仕事を探しにいく兄を駅のホームで待つ幼いサルー
戻ってこない兄を探し無人の汽車へ乗り込むが、疲れて寝てしまったサルーを乗せて遙か遠くの見知らぬ土地へ走り出してしまうのだった

想像以上にヘビーな幼少期、あからさまに怪しい人たちや過酷な状況が続いて重い内容だった
基本的に主人公周りの状況は必要最小限の描写と台詞でなっていて、観ている側にちょっと展開している出来事を読みとる努力を強いられる
それが分かりやすくて場面展開が多い幼少期は楽しめたけど、あまり画面内に動きがなく状況や裏で流れるドラマばかりくみ取らされる青年期は個人的にしょうじきちょっと退屈感があった
そんな退屈さも分かりきってはいながらもクライマックスの展開から、ラストのしめで少しくつがえる
終わりよければすべてよし、みたいなオールOKな気分までにはなれないけど、そこそこ気持ちが晴れる終わり方はおもしろかった

個人的評価:80点
オススメ度:もうちょい娯楽性があってもよかった気がしないでもない




LION ライオン 25年目のただいま 予告

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