2017年8月9日水曜日

フィアー・インク (2016/米)

監督:ビンセント・マッシェル
出演:ルーカス・ネフ / ケイトリン・ステイシー / クリス・マークエット / ステファニー・ドレイク / マーク・モーゼス / アビゲイル・ブレスリン

逆玉の輿で仕事もせずに毎日を遊び暮らすジョー
ある日、彼女とデート中にホラー好きのジョーへ、恐怖体験をさせてくれる会社から連絡先の名刺をもらうのだった

これ一本で様々なホラー映画の要素を楽しめる、福袋のように細かいネタがつまった作品でした
とりあえずは主人公の本当にクズっぷりを隠しもしないキャラがウザ素敵で、ホラー好きゆえに恐怖体験にもノリノリなのがちょっとイラっとくるけどおもしろい
殺人鬼に監禁、デスゲームから虚実入り乱れる心理攻め、次から次へ映画の雰囲気が変わって飽きない
主人公だけでなく制作陣もホラー映画のお約束を熟知してる作りのため、先を読んでも微妙にすかされる感覚がいい
まあ、どうでとも転がせる話の流れなんで、ちょっとずるい気がしないでもないですが
いろいろと大きなツッコミどころはあるけど、このホラーネタで遊んでるんだかリスペクトしてるんだか、適度な雑さが持ち味の個人的にけっこう好きな作風の一本でした

個人的評価:80点
オススメ度:殺人鬼に勃っちゃう系主人公



フィアー・インク 予告

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