2011年7月2日土曜日

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い (2009/米)

監督:トッド・フィリップス
出演:ブラッドリー・クーパー / エド・ヘルムス / ザック・ガリフィナーキス / ヘザー・グラハム / ジャスティン・バーサ / ジェフリー・タンバー / マイク・エップス / マイク・タイソン / ケン・チョン / レイチェル・ハリス / ロブ・リグル / サーシャ・バレス / ブライアン・カレン / イアン・アンソニー・デイル / ジリアン・ヴィグマン / ジャーナード・バークス





結婚式を前に友人たちと羽を伸ばしにベガス旅行をすることになったダグ
あっという間に一夜が過ぎ、友人たちはひどい二日酔いの中、ダグが失踪していることに気づき…

なんか単なるどたばたコメディってだけじゃない、という評判を聞いて鑑賞
いろいろとなんかギミックとミスリードが用意されていて、あっと驚く予想外の展開が待っている…ちょっとそこまで期待はしてなかったけど、それなりに楽しみにして観ました
うん、まあ、結論から言えばそう複雑な話じゃなかったし、ミステリーっぽい流れがありつつもオチはパワープレイというギャフンっぷり
でも雰囲気は楽しいし、コメディ要素もおもしろい部類に入るので過度の期待をせず「どうせどたばたコメディだろ?」ってくらいの期待値で観るといいかもしれません

結婚式直前のまじめ男ダグ、軽くてテキトーな優男フィル、クールだけど間抜けな小者ステュ、存在じたいが浮いてる変わり者アラン
四人で楽しくすごしたベガスの一夜、しかし朝になってみるとひどい二日酔いな上にホテルの部屋はめちゃめちゃ、バスルームには虎、ダグは行方不明…
そしてみんな昨夜の記憶がふっとんでいる状態
そんな中でダグを探しつつ、わずかな手がかりをたどって記憶からとんだ一夜のできごとをたどっていく、という内容
その空白の一夜のうちにとんでもないことばかりやらかしたり巻き込まれたりしてるわけで、ダグを探す道中でそのツケがまわってくる、と

とんでも展開ではあるんですが、やりすぎ感がないため「なんでもありな世界でのできごと」よりリアルワールドでのびっくり箱って印象が強い
「なんじゃそりゃ」っていうシーンがあっても、それがその場しのぎのギャグじゃなくてそれなりの理由があってのこと…みたいなのがいいですね
昨夜の足跡をたどることで色々と自分たちがやってきたことが分かってくる、それはいいんですが肝心のダグの行方についてがあまりにアレすぎる
はりめぐらされた伏線を回収したことでラストに行き着くならまだしも、「あ、あそこじゃね?」みたいなひらめきで解決してどうするよ
まあ、そこ(ミステリー部分)を楽しむ作品じゃないんで、いいって言えばいいですが

細かい不満はあるけど最後の最後にはステュ関連でスカッとするし、観てて楽しい作品であることは確かでした

個人的評価:80点
オススメ度:男くせえ映画だ




ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 予告



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