2011年9月18日日曜日

世界侵略:ロサンゼルス決戦 (2011/米)

監督:ジョナサン・リーベスマン
出演:アーロン・エッカート / ミシェル・ロドリゲス / ラモン・ロドリゲス / ブリジット・モイナハン / Ne-Yo / マイケル・ペーニャ / ルーカス・ティル / アデトクンボー・マコーマック / テイラー・ハンドリー / コリー・ハードリクト / ジェイディン・グールド / ブライス・キャス / ジョーイ・キング / ウィル・ロスハー / ジム・パラック





歳により体力の衰えから、きっぱりと海軍を退役することを決めたナンツ2等軍曹
しかし、その日、地球に降り注いだ流星群から現れた謎の一団が各国の都市への一斉に侵攻を開始した

ようするに「第9地区」みたいな現代に非常識なエイリアンの侵攻があったら、というリアル世界を舞台にしたもしもシリーズ
観る前からなんとなく感じてたけど、ホントによだれたらしてボケーっと観てても大丈夫なくらい頭を使わない内容
最初から最後までずーっと、ずうぅーっと銃撃戦をしてる「だけ」で2時間とか、こういう構成にしようとした勇気に乾杯したくなるわ
おもしろいかどうかは別として

ストーリーは皆無
「やべ、なんかなんかエイリアン攻めてきた」「戦争だー」という予告編からみてとれる情報まんま、それだけ、な作品ですね
エイリアン側の行動とか目的とかも親切に説明台詞だけで簡潔に語ってくれるので、観てる側は安心して銃撃戦に集中できます
で、肝心の戦争表現ですが、全体像は描かずにずっと主人公の小隊だけの視点で展開していくので、「世界侵略」というより「ロサンゼルス侵略」っぽい感じ
アメリカンな人たちが大好きな戦争シューティングゲーを実写映画化してみたよ、みたいな雰囲気も強いですね
個人的には「ギアーズ・オブ・ウォー」をちょっと髣髴させる、かな

まあ、しかし、なんだ、さすがに銃撃戦のみの内容は飽きるわ
序盤の犬→襲撃の流れはちょっと「お、こういうのいいね」と思ったけど、いくら金をかけて迫力のシーンを気合入れて撮っても飽きるものは飽きる
主人公にしてみても退役したとはいえ、前日まで現役だったわけだし、このての話につきものの「民間人が壮絶な戦下で戦い、生き残る」という力なき者が立ち向かう的な演出は王道だけどそれだけで緊張感がでると思う
民間人が主人公、仲間に軍人が加わるという王道を外し、軍人が主人公で民間人が加わるという流れはやっぱり弱い

最後のケリのつけかたも「そんなアッサリかよ」と言わざるえないし、終始ドンパチやってるだけの内容もだけど、この映画は何を描きたかったのかまったく分からなかった
そんな頭を使わない単純なアクション映画っていえばそれまでだし、そんなバカアクション作品は好きだけど、これはちょっと楽しくなかった一本でした

個人的評価:65点
オススメ度:はいはい米軍万歳米軍万歳




世界侵略:ロサンゼルス決戦 予告

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