2011年10月2日日曜日

ワイルド・スピード MEGA MAX (2011/米)

監督:ジャスティン・リン
出演:ヴィン・ディーゼル / ポール・ウォーカー / ジョーダナ・ブリュースター / ドウェイン・ジョンソン / タイリース・ギブソン / クリス・“リュダクリス”・ブリッジス / ドン・オマール / マット・シュルツ / サン・カン / テゴ・カルデロン / ガル・ギャドット / ヨアキム・デ・アルメイダ / エルサ・パタキ / マイケル・アービー / アリミ・バラード / ヨーゴ・コンスタンティン / ジェフ・ミード / マーク・ヒックス






ドミニクを奪還したブライアンとミアはリオである仕事を受ける
楽な仕事で金になると思っていたのだったが…

早いものでシリーズも5作目ですね
なんともいえない前作のガッカリ感から警戒して観たわけですが、これまた予想以上におもしろくて逆にビックリ
カーアクションに加えて銃撃アクション、飛ぶ跳ねるといったオーソドックスアクションとバランスよくちりばめられていて楽しい
これまでのシリーズのキャラも出演し、また魅力的な新キャラも出てきてオールスター的なお祭り作品になってます

今作もしょうじきストーリーとかどうでもよくて、なんか悪巧みに巻き込まれた主人公たちが目には目をって感じで逆襲する…みたいな内容
このシリーズの良いところは仇敵や共通目的とかストーリー的につながった何かがあるわけじゃないから、一作一作をホントに気楽に観られる点ですね
別にわざわざこれまでの作品を観なおさなくても全然オーケイだし、ぶっちゃけ今作から初めて観てもついていけるんじゃないかな

とりあえず個人的にハゲ2号こと主人公たちを追う警察だかFBIだかの男が良い感じでした
ハゲにヒゲなマッチョ野郎で、ドミニクとバトルする様は「どっちがどっちだかよく分かんねえよ」と言わざるえない
存在感もバリバリで、最初はうざい追跡者役でどうせ主人公たちにキャラ的に食われるんだろうなと思ってたら、まさかまさかのキャラ立ちっぷり
こりゃ今後も普通にレギュラー入りするだろうなあ
あとは3でアレな感じになったハンさんがまさか出るとは思わなかった
調べてみたら時間軸的にどうやら3がシリーズ中で一番最後になっていて、その前にあたる話という感じらしいから納得です
というか、いままでのシリーズのキャラも出てくるけど「おまえいたっけ?」と覚えてないのがほとんどですがね
まあ、そんなうっすい記憶でも楽しめる内容なんでどうでもいいですが

楽しいのは楽しいですが、アクション要素が色々な種類ちりばめられてはいるのはいいけど、やっぱりレースシーンが物足りないってのはどうかと思いました
「お、いよいよレースシーンか」と思ったらなんかスキップされちゃうし、じゃっかんカーアクションの要素が弱い気がしないでもなかった
それでもクライマックスのバカ丸出しなカーアクションを見せられたら、そんな不満もちょっとは吹き飛びましたけど
とりあえず個人的にシリーズで一番おもしろいと思えたし、今後の展開も期待していいかも?と感じられた一本でした

個人的評価:90点
オススメ度:この作品、どんだけハゲ優遇されてるんだよ




ワイルドスピード MEGA MAX 予告