2013年6月3日月曜日

バレット (2012/米)

監督:ウォルター・ヒル
出演:シルヴェスター・スタローン / サン・カン / サラ・シャヒ / アデウェール・アキノエ・アグバジェ / クリスチャン・スレーター / ジェイソン・モモア / ジョン・セダ / ホルト・マッカラニー / ブライアン・バン・ホルト / ヴェロニカ・ロサティ / デイン・ローデス

ベテランの殺し屋ジミーは相棒を殺されてしまう
一方、刑事のテイラーは追っている事件とジミーの敵が共通することからふたりはやむをえず協力することになり・・・

うん、ホントによくあるデコボココンビもののアクションですね
ストーリーもビックリするくらい古くさくてありふれていて、しょうじき主演にそえられたスタローンがなければ成り立たない作品といっても過言じゃないかな
スタローンの代わりにジェイソン・ステイサムあたりのありがちキャスティングとかしてたら、間違いなく有象無象のアクション作品の山に埋もれるしかなかった映画でしょう

ベテランの殺し屋ジミーは相棒を殺された熱い怒りを心に、冷徹に関わった者を殺していく
一方でテイラーは携帯やPCを扱った情報戦で役立つが、あくまで法による裁きを主張する甘ちゃん
黒幕の下に中ボスが数人いて、情報を得てはぶっ殺していくという単純作業
で、真ボスと来いよベネットしてしめる、という往年のスタローンアクションっていえばそうなのかもしれませんね

だけどそこはそれ、けっこう制作側は「いま現在の」スタローンがかっこよく見えるポイントをよく分かってるからおもしろい
役柄にしても立ち居振る舞いにしても、「そうそう、いまのスタローンの見せ方はそうだよな」と納得のかっこよさ
「エクスペンダブルズ」ではちょっと残念なオーラを感じずにいられなかったけど、この作品を観てまだまだスタローン御大の威光は鈍ってねえな、と再認識せざるえないわ

なにはともあれスタローン、まさしくザ・スタローン
純度100%のスタローン映画ですね
ええ、はい、映画本編なんざオマケですんで期待してはいけません、ホント、マジで

個人的評価:75点
オススメ度:真ボスはいいけど、黒幕の小者っぷりがさすがにひどいだろ



バレット 予告

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