2017年2月10日金曜日

マリアンヌ (2016/米)

監督:ロバート・ゼメキス
出演:ブラッド・ピット / マリオン・コティヤール / ジャレッド・ハリス / サイモン・マクバーニー / リジー・キャプラン / マシュー・グード

1942年、モロッコである任をおびた男マックスは現地で相棒となる女性マリアンヌと合流する
夫婦として行動するふたりはドイツ大使のパーティへ出席できるように画策するのだった

ロマンスとかヒューマンドラマとかそっち系を期待していたら、愛か陰謀かって感じのスパイサスペンスだった
そもそも映画の雰囲気というか色合いがはなっから娯楽よりな感じで、よくあるドラマ風な落ち着いた風ではないことから違和感があった
アクションシーンや戦争描写、車や飛行機、戦車などの撮り方はいちいち無駄にかっこよくて見栄えがする一方、なんか人間ドラマの部分が浅い
それでもたぶん愛について深く描きたかったのかもしれないけど、しょうじきそっち方面は物足りない
それでも主人公をとりまく環境に画策めいた煙たさが常につきまとい、真相にいたるまでは緊張感があるサスペンスになっている
どうせならとことんスパイなサスペンスでアクションの娯楽映画として、オチももう一段作り込んでくれた方が楽しめたかも
ラスト、マックスとマリアンヌの関係も言わんとしたいことは分かるけど、ロマンス要素の盛り上がりがそうでもないのでそこまでグッとこなくて残念でした

個人的評価:70点
オススメ度:せっかく見栄えはいいんだから、もっと人の内面を深く描いてほしかった



マリアンヌ 予告

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