2017年2月8日水曜日

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち (2016/米)

監督:ティム・バートン
出演:エバ・グリーン / エイサ・バターフィールド / サミュエル・L・ジャクソン / ルパート・エベレット / アリソン・ジャネイ / クリス・オダウド / テレンス・スタンプ / エラ・パーネル / フィンレイ・マクミラン / ローレン・マクロスティ / ヘイデン・キーラー=ストーン / ジョージア・ペンバートン / マイロ・パーカー / ラフィエラ・チャップマン / ピクシー・デイビス / ジョゼフ・オッドウェル / トーマス・オッドウェル / キャメロン・キング / ルイス・デイビソン / ジュディ・デンチ / キム・ディケンズ

祖父の遺品から奇妙な子供たちがいる施設の場所を知るジェイク
幼少から聞かされてきた非日常的な話が祖父の妄想か否かはっきりさせるため、彼はそこへ向かうのだった

奇妙さがウリな雰囲気映画と思いきや、それはひとつの要素にすぎず、アドベンチャー、ホラー、ミステリー、ファンタジー、ロマンス様々な要素がつまった作品を満喫できました
古き良き時代の過保護すぎない空想少年冒険物語といった印象で、どこか懐かしく思えるところもある
印象的で魅力的な異能者たち、不気味でおそろしいクリーチャーたち、主人公のまっすぐな少年らしさと成長するたくましさ、ビジュアルだけでも楽しめるけど、こじんまりとまとまらずに広がる話に引き込まれる
ただ時間を操るループ設定は人によっては分かりづらいところがあるかもしれない
懇切丁寧に「これこれこういう理由で」という説明はないので、それなりに頭を動かしていないと「なんでそんな流れになってるの」ってなってしまうかも
基本はダークな中にも狙ったようにコミカルさがちりばめられ、笑ってられない場面で笑っちゃうのがなんともいえない
超個人的な例えでアレだけど、不親切さが刺激的で楽しいレトロゲームに出会って遊んだ感覚に似ているものをおぼえました

個人的評価:85点
オススメ度:バロンがデスノの白黒反転リュークに見えてしかたない



ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち 予告

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