2008年10月26日日曜日

パンズ・ラビリンス

監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:イバナ・バケロ / セルジ・ロペス / マリベル・ベルドゥー / ダグ・ジョーンズ / アリアドナ・ヒル / アレックス・アングロ


母と共に主人公の少女は山中でゲリラ部隊と交戦中の軍大尉である新しい父親のもとへおもむく
そこで少女は妖精に出会い、妖精の住む王国へ行くために試練を受けることになるのだった

不思議の国のアリスみたいな感じかな、と思ったらぎっちょん大間違い
ファンタジーパートよりリアルパートがメインでして、というよりリアルありきのファンタジーみたいな
見てると「これ現実逃避で空想世界に夢はせてるだけじゃね?」とも思うけど、終盤、少女が部屋を抜け出せた理由に説明がつかなくなるし
かなり不思議な感覚をおぼえますね

とにかく演出がうまくて、中だるみをさせないように要所要所にガツンとくるシーンを入れつつ、ラストまで一気に引っ張っていってくれます
そして、なによりこの作品を語るには外せないラストですが…
個人的にはあり、大いにあり
ラストだけじゃなく、冒頭にも言いたいことはいっぱあるけど、ネタバレはしたくないんで省略

とりあえず大人向けのファンタジーってことで
ただ心が弱ってる時に見るものじゃないですね

個人的評価:90点
オススメ度:心が元気な時に見ましょう



パンズ・ラビリンス 予告

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