2013年1月15日火曜日

映画 鈴木先生 (2012/日)

監督:河合勇人
出演:長谷川博己 / 臼田あさ美 / 土屋太鳳 / 風間俊介 / 田畑智子 / 斉木しげる / でんでん / 富田靖子 / 夕輝壽太 / 山中聡 / 赤堀雅秋 / 戸田昌宏 / 歌川椎子 / 澤山薫 / 窪田正孝 / 浜野謙太 / 北村匠海 / 未来穂香 / 西井幸人 / 藤原薫 / 小野花梨 / 桑代貴明 / 刈谷友衣子 / 工藤綾乃 / 三浦透子 / 岡駿斗 / 久本愛実 / 鈴木梨花 / 小山燿 / 吉永アユリ / 下山葵 / 影山樹生弥 / 柿澤司 / 中西夢乃 / 伊藤凌 / 松岡茉優 / 中嶋和也 / 馬渕有咲 / 松本花奈 / 西本銀二郎 / 森野あすか / 米本来輝 / 鈴木米香 / 齋藤隆成 / 三宅史 / 中澤耀介 / 澤田優花 / 安田彩奈 / 山口愛 / 福地亜紗美

独自の教育方針をもつ中学教師、鈴木先生
2学期になり、生徒会選挙や文化祭が迫る中、なにやら不穏な空気を感じ・・・

TVドラマ版を受けての劇場版という作品で、そのオープニングから分かるように完全に第11話という位置づけですね
もとからほぼ1話完結ものなんですが、鈴木先生と各登場人物の関係が分からないとついていけないでしょう
内容もしょうじき映画というより、TVドラマのスペシャル版を観てる感覚に近いですし、ホントにこれドラマを観てた人向けな作品になってます

内容的には再発した小川病、生徒会選挙と公園問題にじゃっかん文化祭エピソードが重なりつつ、足子先生が各問題に口を挟むことで問題が加速していく感じ
小川病、選挙、公園、文化祭、要素的には色々ありますが、話が進むにつれて物語の核である部分は集約されていくので複雑さは感じないですね

劇場版であることをいちお意識してか、ちょっとヘビーな展開がクライマックスに待ってるわけですが・・・
うーん、それじたいは悪くない、というかよくある学園ドラマに対するアンチテーゼみたいな感じで描きたいものとしてはおもしろい所をついてる
だけど、さすがに勝野事件のオチの付け方は過剰演出がすぎて「えー」って感じで引くわ
その後の勝野への鈴木先生の言葉も、なんか違うというか鈴木先生っぽくないというか・・・

「劇場版だし、盛り上げるためにちょっと派手なシーン入れようや」みたいな部分が大きくマイナス方向に働いちゃってるかなあ
TVドラマ観てた人向けというところと合わせると、しょうじき「映画」としての完成度は微妙
あくまで第11話として観ればおもしろいんで、変に劇場版として期待しなければ楽しめる一本かもしれません

個人的評価:70点
オススメ度:けっきょく小川病が放置状態な件





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