2013年1月28日月曜日

さよならドビュッシー (2013/日)

監督:利重剛
出演:橋本愛 / 清塚信也 / ミッキー・カーチス / 吉沢悠 / 柳憂怜 / 相築あきこ / 山本剛史 / 清水紘治 / 熊谷真実 / サエキけんぞう / 相楽樹 / 戸田恵子 / 三ツ矢雄二

16歳の遙は幼い頃に香月家に預けられた片桐ルシアとともに育つ
そんなある日、離れが火事になり祖父とルシアが亡くなり、現場にいて生き残った遥も全身に大やけどを負い…

極上音楽ミステリー…えー、と極上?と言わざるえない
そこまで期待して観たわけじゃないんだけど、ここまで悪い意味で裏切られるとは思わなかった
このての作品でデキがアレだった時によくいう「まるでテレビの2時間ドラマみたい」という表現がありますが、これはそのさらにその下をいきますね
どこがとかそういうレベルじゃなくて、ホントに全部ダメでおもしろいところがいっさいないのが逆にすごい映画

仲良しのルシアと金持ちおじいちゃん&家族という環境で豪邸暮らしの遥さん
ある日、離れが火事になりおじいちゃんとルシアが死に、遥は大やけどで声も出せずほぼ全身皮膚移植のすえに生き残る
で、おじいちゃんの遺産問題が勃発し、遥にも莫大な遺産が転がり込むことになるんだけど、その条件が「ピアニストになるためにお金を使うこと」というものだった
長い入院生活のブランク、全身大やけどからのリハビリ、という状態ながらも本人はピアニストを目指すことを決意
ちょっと変わり者のピアノの先生とともに練習を開始するが、遥の命を狙うかのような人為的な罠が身の回りにあらわれ…
って感じの内容で、ミステリーのストーリーとしてはけっこう引き込まれるところはなくもない

まあ、しかし、悪いところがあまりに多すぎて、もう良い点が思い浮かばなくなってますね
とりあえず役者さんたちの演技レベルがひどい(やる気が感じられない)
いきなり流れるアレンジ曲が唐突&シーンに合わない
全体的に淡々とストーリーを追ってるだけで起伏がない
無駄に多くて長すぎるピアノ演奏シーン
ミステリーとして「それどうなの」と言わざるえない遥を狙ってる犯人の判明シーン

なによりオチがしょうもない
このオチが明らかになっても「うん、知ってた」としかリアクションとれんわ
さらにキスがなんたら~の流れとか、これなんてラノベ?とツッコミたくなりましたね
あとから知ったんだけど、この原作ってピアノの先生を探偵にみたてたシリーズものらしいですね
さすがに続編はかんべんしてほしいところです

個人的評価:10点
オススメ度:特に医者と刑事の演技のヤバさは異常




さよならドビュッシー 予告

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