2015年1月18日日曜日

ジャッジ 裁かれる判事 (2014/米)

監督:デビッド・ドブキン
出演:ロバート・ダウニー・Jr. / ロバート・デュバル / ベラ・ファーミガ / ビンセント・ドノフリオ / ジェレミー・ストロング / ダックス・シェパード / ビリー・ボブ・ソーントン

弁護士のハンクは母の死の報を受けて故郷へ帰る
そこで久しぶりに再会した父とはそりが合わなかったが、帰り際にそんな父に殺人の容疑がかかり・・・

悪徳弁護士の息子と公正判事の父による法廷サスペンス、かと思いきやベッタベタな親子ドラマでした
でも、嫌いじゃないどころか、むしろこういうの好きですね
どこか古くさいというか懐かしいというか、ホントにきをてらわない感じのベタな演出が逆に心地よい
じゃっかん邪魔な要素もあるけど、こういうストレートに攻めてくる作品は最近ではちょっと珍しいかもしれませんね

いろいろと過去に確執があってそりのあわない父の弁護をすることになった主人公が、裁判を通して色々と話す機会が増えたことで衝突がありながらも距離を縮めていく、みたいな親子ドラマが描かれます
裁判が進むにつれて親子の間の過去やらが見えてきて、ふたりの間や家族の間にある問題が分かってきます
裁判シーンよりこの親子のやりとりによるドラマ部分のウエイトが大きいですね

個人的にちょっと気になったのが主人公の女性問題
元カノとうっかりバーで手を出しちゃった女の子、まあ、地元での主人公の過去の一端を見せたかったのかしれんけど別にいらないような気がしないでもない
そんな女性問題が何かしらの裁判上でのひらめきにつながるってわけでもなかったし

あとはこのあまりにもベタな演出が受け入れられるか否かって部分も大きいかもしれん
個人的にはラストをふくめ「いま、このタイミングでか」と古くさい引っかかりを感じないといえば嘘になるけど、これはこれでアリだと思えたので楽しめましたが
日本人、特におっさんおばちゃんはこういうベタなノリの方が素直におもしろいと感じるかもしれんね

個人的評価:85点
オススメ度:法廷サスペンスじゃない裁判ものってのも良いカニね




ジャッジ 裁かれる判事 予告

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