2017年5月21日日曜日

ジェーン・ドウの解剖 (2016/英)

監督:アンドレ・ウーブレダル
出演:エミール・ハーシュ / ブライアン・コックス / オフィリア・ラビボンド / マイケル・マケルハットン / オルウェン・ケリー

ある一家の惨殺事件があった地下から発見される身元不明の女性の遺体
親子で遺体安置所をいとなむティルデン家に解剖による死因の特定が依頼されるのだった

登場人物が少ないだけに異変発生となる本編がはじまっても殺戮ショー的な感じにはならないが、鑑賞後に陰湿っぷりに嫌な気持ちでいっぱいになる
フラットな気持ちで観れば真相が見えるまでは楽しめるが、けっきょくはオーソドックスなホラーといった感じ
解剖が進むにつれてどんどん異常なことが分かってきて、それによって何が起こるのか謎と期待に胸がふくらむ
そこからの常軌を逸した状況の連続も昔ながらのお約束をなぞってくれて、良くも悪くも普通のホラーとして楽しめる
ちょっとジェーン・ドウの正体がぼやっとしている気もするけど、犠牲者のパターンみたいのを理解すると気持ち悪さが高まる
この陰湿さを感じられるかどうかで普通な印象のまま終わるかそうでないか分かれるかもしれない

個人的評価:70点
オススメ度:今夜はおあずけ、とか洋画あるある字幕台詞を久しぶりにみた気がする


ジェーン・ドウの解剖 予告

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