2018年2月14日水曜日

ぼくの名前はズッキーニ (2016/スイス・仏)

監督:クロード・バラス
出演:ガスパール・シュラター / シクスティーヌ・ミュラ / ポーラン・ジャクー / ミシェル・ビュイエルモーズ / ラウル・リベラ / エステル・ヘナード / エリオット・サンチェス / ルー・ウィック / ブリジット・ロセ / モニカ・ブッディ / アドリアン・バラゾン / ベロニク・モンテル

とある理由から身よりのない子供たちが暮らす施設に入ることになったズッキーニ
しかしなかなか施設のみんなに心を開こうとしないのだった

子供は大人が思う以上に強かに生きているんだ、と希望に心が満たされる作品でした
しょうじき始まって早々に闇が深い流れで、いきなりのヘビーさにどんよりもした
そんな最初の印象と最後の印象の温度差が本当に気持ちいい
見た目からしてもけっこうクセが強そうな作品だけど、実際に観てみると子供たちに共感できる部分が多く、それぞれのキャラに愛着ももてる
主人公の枠の中で話を動かすズッキーニはもちろん、良い人すぎる大人なレイモンドさんや、フリーダムにマルチな役をこなすシモンの魅力も捨てがたい
なにか特別なものがあるわけじゃないけど、純粋に幸福を味わえる一本でした

個人的評価:90点
オススメ度:子供向け感がないのもいい



ぼくの名前はズッキーニ 予告

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