2010年1月25日月曜日

13日の金曜日 (2009/米)

監督:マーカス・ニスペル
出演:ジャレッド・パダレッキ / ダニエル・パナベイカー / アマンダ・リゲッティ / トラヴィス・ヴァン・ウィンクル / アーロン・ヨー / デレク・ミアーズ / ジョナサン・サドースキー / ジュリアナ・グイル / ベン・フェルドマン / アーレン・エスカーペタ / ライアン・ハンセン / ウィラ・フォード / ニック・メネル / アメリカ・オリヴォ / カイル・デイヴィス / リチャード・バージ / クリス・コッポラ / ローズマリー・ノウアー / ボブ・キング / ナナ・ヴィジター / ステファニー・ローデス / カレブ・ガス


野生の大麻を探してクリスタルレイクを訪れる男女五人
そこはかつて息子を亡くした母親が凶行を繰り返し、その死後に息子が蘇ったとされる噂がある場所だった

ハッピーバースデイ、トゥーミー
そんなわけでリメイク版の13金です
なんかわりと評価が低いリメイク版ですが、個人的にはかなり楽しめましたね
まあ、有名すぎる作品ゆえに観る側の用意してるハードルが高すぎるから、この作品単体に対する評価が落ちてるんじゃないのかなあ、と

リメイク具合もけっこういいと思うんですが
現代ホラー風の演出にけっこううまくジェイソンを当てはめて撮ってるんじゃないかと
じゃっかんジェイソンがかっこよすぎて、禍々しいものってよりはホラー界のダークヒーロー(?)みたいな存在感はありますが
それによって恐怖度は皆無になり、結局は「次に誰がどうやって殺されるか」になってるだけってのもあります
それでもふざけすぎず、原作をごてごてに脚色したけばいリメイクではないので、ひとつのホラー映画としてみればわりと丁寧に作られてると感じましたね

特にタイトルの入り方かたとかは、意外性ってわけではないけど、けっこうそういう演出は好きかも
そこからもあくまでかっこよく殺しを続け、ホッケーマスクのシーンとか「きた!」と叫ばずにはいられません
しかし、どうにも湖でボート遊びしてたビッチを殺ったあとから失速ぎみになってるのは否めません
クライマックスに向けてどんどん失速してる感じですね
しょうじき行方不明の妹のからませ方が強引すぎて、さすがに無理がある展開になってると言わざるえないクライマックスが残念

そしてラストも、もうお約束なオチが待ってるとみんなの期待を裏切らない…というか、むしろ潔いくらいのオチは個人的には好きですね
それだけに本当に後半のテキトーっぷりが泣ける
まあでも、13金というビッグタイトルをそんなに気にせず、ひとつのホラー映画として観ればそんなに悪くはない作品でした
特に前半だけ観ればかなり面白い映画です

個人的評価:60点
オススメ度:尿は無菌




13日の金曜日(2009年版) 予告

0 件のコメント: